������ | 2018年11月20日 07:51 JST

〔米欧石油市況・詳報〕小幅続伸=在庫減やEUの対イラン制裁の公算で(19日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】週明け19日の米欧石油市場の原油先物相場は、方向感のない取引の末、小幅続伸した。米原油在庫が減少したとの報や欧州連合(EU)が対イラン制裁を発動する可能性のほか、石油輸出国機構(OPEC)の減産観測が下支えた。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、0.03ドル高の1バレル=66.79ドル。一時、65.27ドルの安値を付けた後、上昇に転じた。  米国産標準油種WTIは約2ドルの範囲で変動した後、(12月きりの)清算値は0.30ドル高の56.76ドルとなった。  トレーダー筋によると、米国ではエネルギー情報会社ジェンスケープが最新週の米原油在庫の減少を伝えた後で下げ幅が縮小、取引終了に向けて相場が一段と強含んだ。  外交筋によれば、フランス政府は国内の爆弾攻撃計画にイラン人が関与していたと判断して制裁を科す方針を固め、EU各国外相がこれを支持した。EUが制裁を発動すれば、イラン産原油の供給が新たに減少する可能性がある。米国の制裁は今月再発動されたが、一部で適用除外が設けられたため、供給減少の規模は当初予想を下回っている。  こうした中、OPECはロシアを含む非加盟産油国に対し、日量100万~140万バレルの協調減産に協力するよう求めている。ロシアのノバク・エネルギー相は連携協定に調印する意向を示し、12月6日にウィーンで開かれるOPEC総会で詳細を詰める考えを明らかにした。  北海ブレントは10月初旬に86.74ドルの高値を付けたが、需要減退が裏付けられた一方で米国やロシア、サウジアラビアの産油量が歴史的な高水準に達したことが響き、約25%下落した。  オアンダのストラテジスト、スティーブン・イネス氏は「原油価格は(先週)、弱気の地合い反転に向けてOPECと連携国が行動するとの期待感で上昇したが、テクニカル面で弱気の状態が続いている」と分析した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.15 +0.21
NYMEX金先物 12月限 1244.4 -0.9
NYMEXプラチナ先物 1月限 807.1 -1.5
NYMEXガソリン 12月限 1.4204 +0.0055
WTI ・・・ 50.99 +0
シカゴコーン ・・・ 376.25 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 920 -1.25
シカゴコーヒー ・・・ 97.75 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0