石油 | 2018年12月01日 08:45 JST

〔米欧石油市況・詳報〕小反落=減産合意期待で下げ幅縮小(30日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】30日の米欧石油市場の原油先物相場は、供給過剰をめぐる不安やドル高が響き、小反落した。ただ、石油輸出国機構(OPEC)とロシアが来週何らかの形で減産合意に達するとの期待感から、下げ幅が縮小した。  近く納会を迎える英国産標準油種北海ブレントの当ぎりの清算値は、0.80ドル(1.3%)安の1バレル=58.71ドル。中心限月の2月きりは0.45ドル安の59.46ドル。米国産標準油種WTIの中心限月は、0.52ドル(1%)安の50.93ドルだった。月間ベースでは供給過剰が要因でいずれも20%超下落し、約10年ぶりの軟調相場となった。  この日は米国と中国が貿易協議で合意するとの期待感からドル指数が上昇し、ドル建てで取引される原油などの商品に割高感が生じたことも相場を圧迫した。  トレーダー筋によると、OPEC経済委員会が10月の産油量水準から日量130万バレルの減産を勧告したとブルームバーグが伝えた後、下げ幅は縮小した。  来週ウィーンで開かれるOPEC総会を前に、米国とロシア、サウジアラビアの3大産油国は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで週末に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に参加している。国営ロシア通信(RIA)はロシアのノバク・エネルギー相の発言を引用して、同相がG20首脳会議に合わせてサウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相と会談し、来年の減産について協議すると伝えた。  米国とロシア、OPEC加盟国の産油量が増加する中で石油需要の伸びは鈍化し、供給過剰が深まっている。PVMオイル(英ロンドン)のアナリスト、スティーブン・ブレノック氏は「不安の核心には、目下の供給過剰に(OPECと非加盟産油国で構成する)OPECプラスが十分対処しないことへの懸念がある」と指摘した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.15 +0.26
NYMEX金先物 12月限 1244.4 -0.9
NYMEXプラチナ先物 1月限 807.1 -1.1
NYMEXガソリン 12月限 1.4204 +0.0068
WTI ・・・ 50.99 +0
シカゴコーン ・・・ 376.25 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 920 -1.75
シカゴコーヒー ・・・ 97.75 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0