石油 | 2018年12月04日 05:10 JST

〔NY石油〕WTI、反発(3日)

 【ニューヨーク時事】週明け3日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米中貿易戦争が「一時休戦」となったことを好感した買いが入り、反発した。米国産標準油種WTIの中心限月1月物の清算値は、前週末比2.02ドル(3.97%)高の1バレル=52.95ドル。2月物は2.05ドル高の53.14ドルだった。  米中首脳は1日の通商協議で、両国間の貿易戦争を「一時休戦」とすることで一致。具体的には、米国が年明けに予定する対中追加関税の引き上げを90日間凍結する一方、中国も知的財産権の保護強化などに関する協議に入ることを決めた。これを受けて投資家のリスク選好意欲が回復し、相場は2日夜に一時53.85ドルまで上昇。カナダ・アルバータ州が在庫の積み上がりに対応するため、来年から州内全体の産油量の8.7%に相当する日量32万5000バレルの削減に取り組む方針を発表したことも追い風となった。  ただ、米政府は期限の90日以内に交渉がまとまらない場合、対中追加関税を引き上げる考えを崩しておらず、長引く貿易戦争を背景としたエネルギー需要の先細り懸念はなお根強い。また、6日には協調減産に向けた協議が見込まれる石油輸出国機構(OPEC)総会も控えている。このため、朝方にいったん53ドル台半ばを試した後、昼ごろには52ドル付近まで値を消すなど、投資家の間ではやや慎重姿勢もくすぶった。  ▽ガソリン=上伸。中心限月1月物の清算値は2.95セント高の1ガロン=143.14セント。  ▽ヒーティングオイル=上伸。1月物の清算値は5.81セント高の1ガロン=188.75セント。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 52.58 -1.35
NYMEX金先物 12月限 1242.7 -4.6
NYMEXプラチナ先物 1月限 797.5 -10.3
NYMEXガソリン 12月限 1.4782 -0.0353
WTI ・・・ 51.21 +0
シカゴコーン ・・・ 384.25 +0.5
シカゴ大豆 ・・・ 907 -7
シカゴコーヒー ・・・ 98.8 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0