石油 | 2019年01月10日 07:56 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続伸、5%高=米中貿易協議とOPEC減産映す(9日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】9日の米欧石油市場の原油先物相場は続伸し、約5%上昇した。米国と中国の貿易協議により、貿易摩擦の緩和期待が高まった。石油輸出国機構(OPEC)主導の減産も買いを支援した。  米国産標準油種WTIの中心限月の清算値は、2.58ドル(5.18%)高の1バレル=52.36ドルと、今年初めて50ドルを突破した。  英国産標準油種北海ブレントの清算値は、2.72ドル(4.63%)高の61.44ドルだった。  米通商代表部(USTR)は、この日終了した中国との次官級協議について、中国が米国から「大量の」農産物やエネルギー、工業製品、サービスを輸入すると約束したことが重要な点だと述べた。  リッターブッシュ・アンド・アソシエーツのジム・リッターブッシュ社長は、リポートで「これまでのところ、(米中貿易)協議は依然として明るい見通しをもたらしている。短期的に株式相場が下振れする可能性はなくなり、このところ確立している原油相場の上昇局面が維持される余地が出てくるだろう」と分析した。  OPECとロシアなどの協調減産も、原油相場を支援した。協調減産は今月から正式に始まり、米産油量が過去最高の日量1170万バレルに急増する中で供給過剰の抑制を図る。  米エネルギー情報局(EIA)が発表した国内原油在庫は前週比170万バレル減と、取り崩し幅が市場予想(280万バレル減)を下回った。その一方、ガソリン在庫とディスティレート(留出油)在庫は、市場予想を上回る積み増しとなった。ドイツのコメルツバンクの商品アナリストはEIA統計について「弱気な内容だ」と指摘した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 52.51 +0.06
NYMEX金先物 7月限 1341.7 +0.2
NYMEXプラチナ先物 7月限 804.7 -1.1
NYMEXガソリン 6月限 1.7325 +0.0029
WTI ・・・ 52.42 +0
シカゴコーン ・・・ 453 +0
シカゴ大豆 ・・・ 896.75 +0
シカゴコーヒー ・・・ 96 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0