石油 | 2019年01月22日 08:27 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続伸=中国成長率よりOPEC減産を重視(21日)

 【ロンドン・ロイター時事】週明け21日の米欧石油市場の原油先物相場は続伸。序盤に下げた後で値を戻した。投資家は中国経済の鈍化を裏付ける統計を無視し、代わりに供給サイドの強材料である石油輸出国機構(OPEC)の減産を重視した。  英国産標準油種、北海ブレントの中心限月の清算値は1バレル=62.74ドル。  米国産標準油種WTIは、1727GMT時点で0.19ドル高の53.99ドル。この日の米金融市場はキング牧師生誕日のため休場。  中国国家統計局が発表した2018年の国内総生産(GDP)成長率は、28年ぶりの低水準にとどまった。この統計を受けて米国と中国の貿易摩擦を踏まえ、世界経済の成長見通しが悪化するとの不安が高まった。  CMCマーケッツの主任市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏は「米国との貿易摩擦が今回の成長鈍化の一因になった可能性は極めて高い」と分析する一方、「中国経済がこの先10年、過去10年のペースで成長するのは単に不可能であることを投資家が織り込む必要もある」と指摘した。  世界経済の減速が石油需要に打撃を与える可能性が不安視される一方、OPECの減産実施は原油相場を下支えするとアナリストは見ている。INGコモディティーズのストラテジスト、ウォーレン・パターソン氏は「原油相場の水準は妥当ではない。基本的に、19年の北海ブレントの平均相場は1バレル=約70ドルと見込んでいる」と語り、「20年まで需給がどれだけ引き締まるかについて、不安が次第に強まっている」と付け加えた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 63.76 +0.24
NYMEX金先物 4月限 1272.2 +0.9
NYMEXプラチナ先物 4月限 886.8 +7.4
NYMEXガソリン 4月限 2.0418 +0.0282
WTI ・・・ 63.97 +0
シカゴコーン ・・・ 358.25 +0.25
シカゴ大豆 ・・・ 879 +1.75
シカゴコーヒー ・・・ 90.7 +3.65
CRB商品指数 ポイント 0 +0