石油 | 2019年01月23日 08:17 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反落、2%安=成長鈍化見通しと供給増を嫌気(22日)

 【ロンドン・ロイター時事】22日の米欧石油市場の原油先物相場は、世界経済減速による需要抑制への懸念から約2%反落した。米国のシェールオイルの生産増やロシアの減産が予想を下回っていることも嫌気された。英国産標準油種、北海ブレントの中心限月の清算値は、1.24ドル(2%)安の1バレル=61.50ドル。米国産標準油種WTIは1.23ドル(2.3%)安の52.57ドル。  国際通貨基金(IMF)が2019年の世界の成長率予想を下方修正したことや、中国から拡散しつつある景気減速の兆しが、原油相場を圧迫した。トレーダー筋は、19年に相場安にもかかわらず、供給が増加することを警戒している。  ロシアのノバク・エネルギー相は、1月の産油量が昨年10月の水準から日量3万バレル超減少していると発言。同国は先に19年1~3月の生産を日量23万バレル削減することを約束していた。サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、ロシアの減産ペースが想定より遅いと批判した。みずほ銀行のエネルギー先物部門ディレクター、ボブ・ヨーガー氏は「ロシアはサウジほど減産に熱心ではない」「昨年12月に産油国が合意した日量120万バレルの協調減産にひびが入るとの観測は確実にある」と語った。  米エネルギー情報局(EIA)が先週発表した国内産油量は、過去最高の日量1190万バレルに達した。22日には2月の国内主要シェール層7カ所の産油見通しを、6万3000バレル増の日量817万9000バレルとした。  テュケ・キャピタル(米ニューヨーク)のマネージング・メンバー、タリク・ザヒル氏は、約1200万バレルの記録達成は「2、3カ月は期待されていないかった」と語る一方、「18日の発表では(米石油掘削リグ稼働数は)大幅に減少したが、結局はサウジが実際に減産するかどうかがカギになる」と分析した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 54.17 -0.15
NYMEX金先物 8月限 1526.6 +3.3
NYMEXプラチナ先物 10月限 855.3 +10.5
NYMEXガソリン 8月限 1.6428 +0.0049
WTI ・・・ 54.05 +0
シカゴコーン ・・・ 359.75 -0.5
シカゴ大豆 ・・・ 843.25 +9
シカゴコーヒー ・・・ 92.6 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0