石油 | 2019年01月24日 08:00 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続落=EUのイラン産輸入模索と米ガソリン安響く(23日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】23日の米欧石油市場の原油先物相場は続落。米国の対イラン制裁を回避する欧州連合(EU)の取り組みや、米国のガソリン価格の下落が響いた。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、0.36ドル(0.6%)安の1バレル=61.14ドル。米国産標準油種WTIは0.39ドル(0.7%)安の52.62ドルだった。  フランスのルドリアン外相は、米国が再発動した対イラン制裁を回避するため、米ドルで決済しない取引システムを「数日中に」構築すると発言した。スパルタン・キャピタル・セキュリティーズ(米ニューヨーク)の主任市場エコノミスト、ピーター・カーディロ氏は、この発表が「原油相場に打撃をもたらした」と話した。  米ガソリン価格下落と米産油量の増加も、原油相場を圧迫した。リッターブッシュ・アンド・アソシエーツ(米シカゴ)のジム・リッターブッシュ社長はリポートで「ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のクラック・スプレッドの軟化を注視している。より軟調なガソリン相場によって、WTIの期近物は上値が重くなっている」と指摘した。  トランプ米政権はこの日、ベネズエラの野党指導者を暫定大統領と認知すると発表するとともに、同国の生命線である石油部門に新たな制裁を発動する可能性を示し、マドゥロ大統領への圧力を強めた。  トレーダー筋によると、米国がベネズエラの原油輸出に制裁を発動した場合、最大の買い手である米国の製油業者が打撃を受ける見込み。石油輸出国機構(OPEC)加盟国であるベネズエラは、中国やインドなどアジア諸国向けの輸出増を強いられる可能性がある。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.35 -1.38
NYMEX金先物 8月限 1497.3 +29.9
NYMEXプラチナ先物 10月限 861.9 -1.9
NYMEXガソリン 8月限 1.6675 -0.0255
WTI ・・・ 54.05 +0
シカゴコーン ・・・ 363.25 -5
シカゴ大豆 ・・・ 856 -14
シカゴコーヒー ・・・ 92 -1.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0