石油 | 2019年02月16日 06:47 JST

〔NY石油〕WTI、4日続伸=3カ月ぶり高値(15日)

 【ニューヨーク時事】週末15日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産の効果への期待などを背景に4日続伸した。米国産標準油種WTI3月物の清算値は前日比1.18ドル(2.17%)高の1バレル=55.59ドルと、中心限月ベースで昨年11月19日以来約3カ月ぶりの高値となった。4月物の清算値は1.19ドル高の55.98ドル。  OPECが12日に公表した月報によると、1月は加盟国全体で日量79万7000バレル(前月比2.5%減)を削減し、協調減産目標の80万バレルにほぼ沿った。また、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は12日付の英紙フィナシャル・タイムズのインタビューで、3月は自主的に生産量を日量約50万バレル削減する意向を表明。これらを手掛かりにOPEC主導による協調減産効果への期待が高まり、引き続き原油相場の買い地合いを支えた。さらにこの日は、サウジのサファニヤ沖合油田(日量生産能力約100万バレル)が2週間前から一部操業停止に追い込まれているとの報が流れたことも買い材料視されたもようだ。  このほか、米中通商協議の延長が決定され、貿易摩擦解消に向けた交渉の進展に期待が広がったことも原油買いを後押しした。貿易戦争は両国の景気減速やエネルギー需要減退を招く恐れがあるため、妥結に向けた粘り強い交渉継続は投資家にとっては安心材料。この日は米株相場が大幅上昇する中、株と並んでリスク資産とされる原油にも買いが入った。  一方、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが15日公表した同日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は前週比3基増の857基。2週連続で増加したが、影響は限定的だった。  ▽ガソリン=大幅続伸した。プラスは4日連続。中心限月の3月物の清算値は6.44セント高の1ガロン=157.29セント。  ▽ヒーティングオイル=4日続伸。3月物の清算値は4.87セント高の1ガロン=202.03セント。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.68 +0.25
NYMEX金先物 8月限 1504.6 +0
NYMEXプラチナ先物 9月限 855.6 -1.2
NYMEXガソリン 8月限 1.6938 +0.003
WTI ・・・ 55.6 +0
シカゴコーン ・・・ 362.5 +0.75
シカゴ大豆 ・・・ 860.5 +1.75
シカゴコーヒー ・・・ 92.35 -0.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0