石油 | 2019年02月22日 08:17 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反落=米在庫増を嫌気(21日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】21日の米欧石油市場の原油先物相場は反落。米国内の原油在庫の急増と記録的な産油量を示す政府統計が嫌気された。世界経済の成長鈍化をめぐる不安も重しとなった。  ただ、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの協調減産やベネズエラとイランに対する制裁を背景に、下げ幅は抑制された。米中貿易協議の進展が伝えられたことも、相場を下支えした。  米国産標準油種WTI先物の中心限月の清算値は、0.20ドル安の1バレル=56.96ドル。前日には年初来高値の57.55ドルを付けた。英国産標準油種北海ブレント先物は、0.01ドル安の67.07ドル。20日には年初来高値の67.38ドルを付けた。  米エネルギー情報局(EIA)によると、15日時点の国内原油在庫は前週比370万バレル増の4億5450万バレルと、2017年10月以来の高水準に達した。増加は5週連続。産油量が過去最高となる一方、製油所稼働率が定期点検の影響で低水準にとどまったことが要因。原油在庫の増加分のうち、WTI受け渡し地点である米オクラホマ州クッシングの増加が340万バレルを占めた。プライス・フューチャーズ・グループ(米シカゴ)のアナリスト、フィル・フリン氏は「もしクッシングがなかったら、市場予想に沿った小幅な増加になるだろう」と分析した。  ただ、世界的な供給の引き締まりは相場下落に歯止めをかけた。OPEC加盟国のナイジェリアは20日、1月の国内産油量の増加を受けて減産の用意があることを表明した。  アナリストは、世界的な景気減速の兆しが出ていることも、今週付けた高値からの上昇を阻む要因になっていると分析した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 59.09 +0
NYMEX金先物 8月限 1313.9 +0
NYMEXプラチナ先物 10月限 844.6 +0
NYMEXガソリン 7月限 1.8227 +0
WTI ・・・ 58.46 +0
シカゴコーン ・・・ 371.5 +0
シカゴ大豆 ・・・ 905.75 +0
シカゴコーヒー ・・・ 94.6 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0