石油 | 2019年03月15日 07:54 JST

〔米欧石油市況・詳報〕まちまち=減産延長の見方と需要見通し引き下げで(14日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】14日の米欧石油市場の原油先物相場はまちまち。一時年初来高値まで上昇したものの、石油輸出国機構(OPEC)が需要見通しを引き下げる一方、6月までの減産を延長するとの見方により、相場水準を下げた。米国と中国の貿易協議や世界の経済成長をめぐる不透明感も、方向感のない相場展開につながった。  英国産標準油種北海ブレントは、0.32ドル安の1バレル=67.23ドル。一時68.14ドルと、4カ月ぶりの高値を付けた。米国産標準油種WTIは0.35ドル高の58.61ドルだった。  この日公表されたOPEC月報は、今年の原油需要見通しを下方修正するとともに、非加盟産油国の供給が力強く伸びると予想。OPECが減産延長方針を固めているとの見方が、これを打ち消す形になった。RJOフューチャーズ(米シカゴ)の上級商品ストラテジスト、フィル・ストレイブル氏は「こうした状況がきょうの相場変動に反映されたようだ」と分析した。  世界経済の新たな不安は原油相場の重しになった。この日トランプ米大統領は中国との貿易協議が順調に進んでいると語る一方、最終合意に達するかどうかについて明言できないと述べた。また、1~2月の中国の鉱工業生産は、前年同期比5.3%増と低い伸びにとどまった。  ただ、OPEC加盟国のベネズエラとイランの供給混乱が要因で、相場下落は限定的だった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 52.51 -0.19
NYMEX金先物 6月限 1340.1 -5.1
NYMEXプラチナ先物 7月限 804.7 -5.3
NYMEXガソリン 6月限 1.7325 -0.0066
WTI ・・・ 52.42 +0
シカゴコーン ・・・ 453 +9.5
シカゴ大豆 ・・・ 896.75 +15.75
シカゴコーヒー ・・・ 95.8 -0.2
CRB商品指数 ポイント 0 +0