石油 | 2019年03月23日 09:51 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続落=世界経済の減速や需要減退の警戒感再燃(22日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】22日の米欧石油市場の原油先物相場は続落。市場の焦点が米中貿易協議の進展不足に移るとともに、ドイツや米国の製造業の指標が悪化し、世界経済の減速や石油需要の減退に対する警戒感が再燃した。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、0.83ドル(1.2%)安の1バレル=67.03ドル。前日は4カ月ぶり高値となる68.69ドルを付けた。  米国産標準油種WTIの清算値は、0.94ドル(1.6%)安の59.04ドル。前日は一時、60.39ドルと、年初来高値を更新した。  週間では、北海ブレントが約0.2%安、WTIが0.9%高となった。  この日、ドルの対ユーロ相場は約1週間ぶり高値に上昇し、ドル建てで取引される原油が割高となった。リッターブッシュ・アンド・アソシエーツのジム・リッターブッシュ社長は「きょう発表されたドイツとフランスの製造業購買担当者景況指数(PMI)が期待外れの内容となってドル高が進行し、同時にリスク選好が世界的に縮小した」と分析した。  アジアや欧州、北米の各地の経済成長が鈍化し、燃料需要が減退する可能性がある中、米中貿易摩擦の突破口は開かれておらず、少なくとも28~29日の協議前に開かれる見込みがない。トランプ米大統領はテレビのインタビューで、中国との貿易協議は進展しており、最終的な合意は「恐らく実現するだろう」と語った。  米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが公表したこの日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は前週比9基減と、5週連続でマイナスとなり、約1年ぶり低水準にとどまった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 59.38 -0.24
NYMEX金先物 7月限 1411.5 -5.6
NYMEXプラチナ先物 7月限 816.6 -5.1
NYMEXガソリン 6月限 1.9704 -0.0102
WTI ・・・ 59.14 +0
シカゴコーン ・・・ 443.25 +0.75
シカゴ大豆 ・・・ 894.25 +0.5
シカゴコーヒー ・・・ 104.9 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0