石油 | 2019年04月12日 05:41 JST

〔NY石油〕WTI、反落(11日)

 【ニューヨーク時事】11日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、石油輸出国機構(OPEC)が増産に転じる可能性の浮上や米国内の原油在庫増加などに圧迫され、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月5月物の清算値は前日比1.03ドル(1.59%)安の1バレル=63.58ドルだった。6月物の清算値は0.98ドル安の63.67ドル。  ロイター通信によると、OPEC関係筋は11日までに、米国による経済制裁を受けているベネズエラとイランの原油供給が一段と減少し、原油価格の上昇が続くようであれば、OPECは7月から増産に転じる可能性があると述べた。これを受けて、世界的な需給緩和懸念が台頭したことから、原油相場は正午すぎに一時63.31ドルまで下落。協調減産を延長するかどうかを決めるOPEC総会およびOPEC加盟・非加盟の有力産油国会合が6月25、26両日に開催される予定であるため、減産延長の是非を差し置いて増産の可能性が浮上したことは投資家心理に冷や水を浴びせる格好となった。  また、米エネルギー情報局(EIA)が10日に公表した週報で、米国内の原油在庫が市場予想を大幅に上回る積み増しだった上、米産油量(日量)が依然として記録的な高水準にあることが明らかになったことも相場の重しとなったもよう。  今後の原油相場の動向に関しては、米政府がベネズエラとイランに対する制裁をどの程度強化するかどうかなどにも左右される見通しだ。10日公表のOPEC月報によると、3月のベネズエラの産油量は日量96万バレルと、前月から約50万バレル減少。イランの原油供給も米政府による制裁強化で一段と減少するとの観測が広がっている。  ▽ガソリン=5営業日ぶりに反落した。中心限月の5月物の清算値は3.83セント安の1ガロン=203.09セント。  ▽ヒーティングオイル=反落。5月物の清算値は2.04セント安の1ガロン=206.72セント。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 53.76 +0.72
NYMEX金先物 6月限 1344.6 +0
NYMEXプラチナ先物 7月限 805.8 +7.7
NYMEXガソリン 6月限 1.7355 +0.0187
WTI ・・・ 53.69 +0
シカゴコーン ・・・ 441 -2.25
シカゴ大豆 ・・・ 903.25 -4.25
シカゴコーヒー ・・・ 96.25 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0