石油 | 2019年04月13日 08:07 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反発=供給減少と中国経済指標を材料視(12日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】12日の米欧石油市場の原油先物相場は反発。ベネズエラとイランの減産にリビアの内戦危機が加わって供給逼迫(ひっぱく)の見方を支援するとともに、力強い中国の経済指標が需要減退不安を緩和した。  また、原油相場は世界各地の株価上昇に追随した。ドル指数は対ユーロで約2週間ぶりの安値を付け、ドル建てで取引される原油に割安感が生じた。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、0.72ドル(1.02%)高の1バレル=71.55ドル。米国産標準油種WTIは0.31ドル(0.5%)高の63.89ドルだった。  週間ではいずれも約1%上昇。ブレントは3週続伸、WTIは6週続伸となった。  リビア国営石油会社(NOC)のトップは、内戦が再発すれば原油生産が停止する可能性を警告した。RBCキャピタル・マーケッツはリポートで「地政学的要因に押し上げられた相場は、この夏、断続的に1バレル=80ドルに向かい、80ドル突破の可能性もある」と分析した。  石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国は6月の会合で、協調減産を継続するかどうかを決める。OPECの盟主サウジアラビアは減産継続を希望しているが、産油国の複数の関係者は、供給面の混乱が続けば7月から増産にかじを切る可能性を示唆した。  需要サイドでは、3月の中国貿易統計で輸出が回復したことが、輸入の減少や、ドイツの経済成長見通しが新たに下方修正されるとの報より重視された。  RBCキャピタル・マーケッツは「経済のハードランディングへのマクロ面の警戒感は行き過ぎかもしれないが、世界の石油需要に関する(アジアの)リスクは過小評価されている」と述べた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 64 +1.41
NYMEX金先物 5月限 1273.1 +3.8
NYMEXプラチナ先物 5月限 901.1 +5.9
NYMEXガソリン 4月限 2.0722 +0.0432
WTI ・・・ 63.97 +0
シカゴコーン ・・・ 358.5 -0.75
シカゴ大豆 ・・・ 880.5 +0.75
シカゴコーヒー ・・・ 90.2 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0