石油 | 2019年04月19日 07:33 JST

〔米欧石油市況・詳報〕小反発=供給引き締まりの兆し(18日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】18日の米欧石油市場の原油先物相場は小反発。石油輸出国機構(OPEC)の盟主サウジアラビアの原油輸出の落ち込みに、米国の石油掘削リグ稼働数や石油在庫の減少が重なり、相場を支援した。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、0.35ドル高の1バレル=71.97ドルと、前日付けた5カ月ぶり高値の72.27ドルに迫った。週間では0.6%高で、4週続伸。米国産標準油種WTIは、0.24ドル高の64.00ドル。週間では0.2%高で、7週続伸となった。  共同石油統計イニシアチブ(JODI)のデータによると、2月のサウジの原油輸出量は前月比27万7000バレル減で、日量700万バレルを割り込んだ。また、米エネルギー情報局(EIA)が前日発表した原油とガソリン、ディスティレート(留出油)の国内在庫はいずれも減少し、中でも原油は市場予想に反して4週間ぶりに取り崩された。  加えて米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが公表したこの日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は、前週比8基減だった。19日がグッドフライデー(聖金曜日)に当たるため、統計の公表は通常より1日前倒しされた。  トラディション・エナジー(米コネティカット州スタンフォード)のジーン・マクギリアン副社長(市場調査担当)は、「供給の引き締まりと需要の伸びに関する不安の後退が、相場を5カ月ぶり高値水準に押し上げた要因であるのは極めて明らかだ」と分析した。  ただ、この日はドル指数が上昇し、ドル建てで取引される原油が割高になったため、相場の上値は削られた。リターブッシュ・アンド・アソシエーツのジム・リターブッシュ社長はリポートで「特に対ユーロでドル高が著しく進行し、買い意欲に抑制傾向が出た」と指摘した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 62.87 -0.16
NYMEX金先物 5月限 1285 -5
NYMEXプラチナ先物 6月限 832.6 -14.3
NYMEXガソリン 5月限 2.0618 -0.0189
WTI ・・・ 62.72 +0
シカゴコーン ・・・ 379 +3.75
シカゴ大豆 ・・・ 839.75 -19
シカゴコーヒー ・・・ 88.05 -1.95
CRB商品指数 ポイント 0 +0