石油 | 2019年04月23日 07:56 JST

〔米欧石油市況・詳報〕大幅続伸=米イラン制裁強化で(22日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】週明け22日の米欧石油市場の原油先物相場は大幅続伸。2%超上昇し、約6カ月ぶりの高値を付けた。米国が昨年11月に再発動したイラン産原油の禁輸措置に関し、8カ国・地域に対する適用除外を5月に打ち切ると発表。世界的な供給逼迫(ひっぱく)への懸念が強まった。  英国産標準油種北海ブレントの中心限月の清算値は、2.07ドル(2.88%)高の1バレル=74.04ドル。一時は74.52ドルと、昨年11月1日以来の高値を付けた。  米国産標準油種WTIの清算値は1.70ドル(2.66%)高の65.70ドル。一時、昨年10月31日以来の高値となる65.92ドルを付けた。  アゲイン・キャピタル(米ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「地政学リスクのプレミアムが石油市場に戻ってきた」と分析。「すべてではないが、大半のまともな民間事業者は、イラン産原油を購入しないだろう。イラン産の供給はごく少量まで落ち込む」と予想した。  イランの輸出量がさらに減少すれば、需給が引き締まっている市場で供給が一段と細ることになる。米国はベネズエラ産原油に対する制裁措置も実施してきた。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国が協調減産に取り組んでおり、原油相場は今年35%超上昇した。  リッターブッシュ・アンド・アソシエーツのジム・リッターブッシュ社長はリポートで、「いずれにせよ、サウジアラビアは増産に動くと見込まれる。ブレントは75~76ドル前後まで上昇した後、春の間はおおむね横ばいになる」との見通しを示した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 62.76 +0.47
NYMEX金先物 6月限 1275.7 -0.6
NYMEXプラチナ先物 7月限 820.3 +2.8
NYMEXガソリン 5月限 2.0473 +0.0055
WTI ・・・ 62.72 +0
シカゴコーン ・・・ 383.25 +6
シカゴ大豆 ・・・ 821.75 +9.25
シカゴコーヒー ・・・ 87.35 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0