石油 | 2019年04月24日 05:10 JST

〔NY石油〕WTI、上伸=半年ぶり高値更新(23日)

 【ニューヨーク時事】23日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、国際石油市場の供給逼迫(ひっぱく)懸念が広がる中、上伸した。この日中心限月に繰り上がった米国産標準油種WTI6月物の清算値は、前日比0.75ドル(1.14%)高の1バレル=66.30ドルと、中心限月ベースで昨年10月29日以来約半年ぶりの高値を更新した。7月物の清算値は0.73ドル高の66.24ドル。  米政府は22日、イラン産原油禁輸の適用除外措置を5月2日以降は延長しないと発表。これを受け、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は同日、十分な原油供給確保に向けて他の産油国と協調する意向を示した。ただ、石油輸出国機構(OPEC)加盟国は増産の用意はあるものの、需要動向を見極めた上で対応する構えで、増産の時期や規模については不透明。また、ロイター通信が関係筋の話として報じたところによると、5月のサウジの産油量は前月から増加する見込みだが、この供給拡大は米国による対イラン制裁強化とは関係なく、引き続きOPEC主導による協調減産の目標圏内である日量1030万バレルを下回る見通しだという。これら一連の動きや報道などを受けて、世界的な供給逼迫懸念がくすぶる中、相場は昼前には一時66.60ドルまで上昇。その後、利益確定の売りが出て上げ幅を若干縮小したものの、高値圏を維持した。  一方、市場の次なる注目材料は、米官民が23日夕と24日午前にそれぞれ発表する在庫週報。アナリストの事前予想(ロイター通信の拡大版調査)では、19日までの1週間の米国内原油在庫は前週比130万バレル増と、前週の取り崩しから積み増しに転じたとみられている。一方、ガソリン在庫は100万バレル減、ディスティレート(留出油)在庫は120万バレル減と、いずれも取り崩しが予想されている。  ▽ガソリン=5営業日続伸。中心限月5月物の清算値は0.18セント高の1ガロン=213.16セント。  ▽ヒーティングオイル=3営業日続伸した。5月物の清算値は1.40セント高の1ガロン=211.80セント。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 62.87 -0.16
NYMEX金先物 5月限 1285 -5
NYMEXプラチナ先物 6月限 832.6 -14.3
NYMEXガソリン 5月限 2.0618 -0.0189
WTI ・・・ 62.72 +0
シカゴコーン ・・・ 379 +3.75
シカゴ大豆 ・・・ 839.75 -19
シカゴコーヒー ・・・ 88.05 -1.95
CRB商品指数 ポイント 0 +0