石油 | 2019年04月24日 08:04 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続伸=OPECが増産に慎重との報道で(23日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】23日の米欧石油市場の原油先物相場は続伸し、約半年ぶり高値を付けた。米国がイラン産原油禁輸措置の適用除外を打ち切る決定をしたものの、石油輸出国機構(OPEC)に加盟しているペルシャ湾岸諸国は供給減少の穴埋めを急がず、需要が高まった場合に限り増産の用意を整えると複数の関係筋が語ったことが材料視された。  米国産標準油種WTIの中心限月の清算値は0.75ドル(1.1%)高の1バレル=66.30ドル。一時、昨年10月31日以来の高値となる66.60ドルを付けた。  英国産標準油種北海ブレントの清算値は、0.47ドル(0.6%)高の74.51ドル。一時は74.73ドルと、昨年11月1日以来の高値に達した。  関係者らによると、OPECの盟主サウジアラビアの産油量は5月に増加する見通し。ただ、米国によるイラン産の禁輸措置とは無関係で、OPEC主導の協調減産合意に基づく目標の範囲内にとどまるという。  アゲイン・キャピタル・マネジメントのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「需給が過去数カ月間で世界的に引き締まったのは、主にサウジの(減産)努力によるものだ」との見解を示した上で「(イラン産禁輸措置による)供給の穴は相当規模になりそうだが、サウジは急いで埋めようとはしないだろう」と分析した。  WTIは22日に期近物が期先物より高い「逆ざや」に転じ、この日はプレミアムが昨年12月以来の大きさに拡大した。ブレントも逆ざや状態で、プレミアムがここ3週間で最大となった。  ロイター通信の市場調査によると、前週の米原油在庫が増加した一方、石油製品在庫は減少したと予想されている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.3 +0.44
NYMEX金先物 7月限 1426.1 +10.1
NYMEXプラチナ先物 8月限 845.2 +12.8
NYMEXガソリン 7月限 1.8342 +0.0133
WTI ・・・ 55.39 +0
シカゴコーン ・・・ 424.5 +7.5
シカゴ大豆 ・・・ 881.25 +19.75
シカゴコーヒー ・・・ 107.1 -1.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0