石油 | 2019年05月18日 08:12 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反落=週間では中東情勢を背景に上昇(17日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】17日の米欧石油市場の原油先物相場は反落。暗礁に乗り上げている米中貿易協議が要因で、需要をめぐる警戒感が広がった。ただ、米国とイランの対立による中東地域の輸出混乱に不安が高まったことから、週間ベースでは上昇した。  英国産標準油種北海ブレント原油先物の清算値は、0.41ドル(0.6%)安の1バレル=72.21ドル。週間では約2%高。  米国産標準油種WTI先物は0.11ドル安の62.76ドル。週間では約1.7%高だった。  この日の原油相場は、米中「貿易戦争」の激化に押され、世界の経済成長をめぐる警戒感で一進一退の展開となった米株価に圧迫された。  イランと米国は互いに軍事力を誇示して相手国を威嚇しており、この日イランはペルシャ湾で米国の軍艦を「容易に」攻撃する力があると述べた。一方でイランの外交トップは米国の制裁に対抗し、トランプ米大統領が一方的に離脱を表明した核合意を守ろうと努めた。  リッターブッシュ・アンド・アソシエーツのジム・リッターブッシュ社長は「石油需給が国内外で均衡しているとの見方がある半面、相場は依然としてペルシャ湾岸情勢に反応しやすいようだ」と分析した。  イランの原油輸出減少のほか、ロシアの原油供給に混乱が生じており、北海でも油田の保守点検や操業中断で供給が引き締まっている。市場は、協調減産継続の可否に関する石油輸出国機構(OPEC)とその他産油国の決定を見極めようとしている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 58.13 +0.72
NYMEX金先物 9月限 1498.4 +4.6
NYMEXプラチナ先物 10月限 942.4 +0.8
NYMEXガソリン 9月限 1.7007 -0.003
WTI ・・・ 58.14 +0
シカゴコーン ・・・ 372.75 +0.25
シカゴ大豆 ・・・ 893 -5
シカゴコーヒー ・・・ 98.25 -0.1
CRB商品指数 ポイント 0 +0