石油 | 2019年05月22日 04:33 JST

〔NY石油〕WTI、ほぼ横ばい(21日)

 【ニューヨーク時事】21日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、中東の地政学的リスクの高まりが支援材料となった半面、ドル高・ユーロ安基調の継続に伴う割高感などに圧迫され、ほぼ横ばいとなった。この日納会を迎えた米国産標準油種WTI6月物の清算値は前日比0.11ドル(0.17%)安の1バレル=62.99ドル。7月物は0.08ドル安の63.13ドルだった。  トランプ米大統領は20日、ホワイトハウスで記者団に対し、イランが米国の権益を脅かせば「大きな力に直面する」と強調、イランが隣国イラクに駐在する米軍などを攻撃した場合には軍事的な報復も辞さない構えを示した。米イラン間の軍事的緊張の高まりで、中東からの原油供給に不安が広がる中、相場は前日夕から朝方にかけて堅調に推移していた。また、石油輸出国機構(OPEC)の盟主サウジアラビアが年末までOPEC主導による現行の協調減産を続ける意欲を示したとの一部報道も相場を下支えしていた。  ただ、外国為替市場ではこの日もドル高・ユーロ安基調が継続。ドル建てで取引される原油は割高感から売られやすく、相場はこの日朝方にはマイナス圏に沈んだ。また、米中貿易交渉の行方に不透明感が広がる中、二大経済大国によるエネルギー需要の先細り懸念がくすぶっていることも相場の重しとなった。  市場の注目はこの日夕方と翌日午前にそれぞれ発表される米石油協会(API)と米エネルギー情報局(EIA)の在庫週報に集まっている。ロイター通信の拡大版調査によると、最新週の原油在庫は前週比60万バレル減となる見通し。  ▽ガソリン=3営業日ぶりに反発し、6月物の清算値は0.94セント高の1ガロン=201.93セント。 ▽ヒーティングオイル=3日ぶりに反発。6月物の清算値は0.58セント高の1ガロン=207.94セントとなった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 52.51 -0.21
NYMEX金先物 6月限 1340.1 -5.1
NYMEXプラチナ先物 7月限 804.7 -5.1
NYMEXガソリン 6月限 1.7325 -0.0053
WTI ・・・ 52.42 +0
シカゴコーン ・・・ 453 +9.5
シカゴ大豆 ・・・ 896.75 +15.75
シカゴコーヒー ・・・ 95.85 -0.15
CRB商品指数 ポイント 0 +0