石油 | 2019年06月13日 05:24 JST

〔NY石油〕WTI、大幅反落(12日)

 【ニューヨーク時事】12日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米原油在庫の予想外の増加や世界的な需要減退懸念などを背景に大幅反落した。米国産標準油種WTI7月物の清算値は前日比2.13ドル(4.00%)安の1バレル=51.14ドルと、中心限月の清算値ベースで1月14日以来約5カ月ぶりの安値を更新した。8月物の清算値は2.15ドル安の51.37ドル。  原油相場は前日夕から軟調に推移。米エネルギー情報局(EIA)がこの日午前に発表した週報によると、7日までの1週間の国内原油在庫は前週比220万バレル増と、50万バレル減の市場予想(ロイター通信の拡大版調査)に反して大幅な積み増し。原油在庫の増加はこれで2週連続となった。ガソリン在庫は70万バレル増の予想に対して80万バレル増の積み増し。一方、ディスティレート(留出油)在庫は110万バレル増の予想に反して100万バレルの取り崩しとなった。市場はとりわけ原油在庫の増加に注目。米国内の供給過剰懸念が強まったことから、相場は下げ幅を拡大した。  さらに外国為替市場では午後に入り、ドル高・ユーロ安が一段と進行。ドル建てで取引される原油などの商品に割高感が生じたことも売りに拍車を掛けた。このほか、EIAが前日公表の月報で、2019年の世界の原油需要見通しについて伸びが日量平均120万バレルにとどまると予想し、前月時点から20万バレル下方修正。米中貿易摩擦の激化などが世界的なエネルギー需要の減退につながるのではないかとの警戒感がくすぶっていることも相場の下押し要因となったもようだ。  ▽ガソリン=大幅反落。中心限月7月物の清算値は7.02セント安の1ガロン=168.61セントと、3カ月半ぶりの安値となった。  ▽ヒーティングオイル=反落した。7月物の清算値は4.22セント安の1ガロン=177.99セントと、約5カ月ぶりの安値となった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.21 +0.11
NYMEX金先物 8月限 1500.4 -2.9
NYMEXプラチナ先物 10月限 856.8 -1.6
NYMEXガソリン 8月限 1.6644 +0.0021
WTI ・・・ 56.19 +0
シカゴコーン ・・・ 365 +2.75
シカゴ大豆 ・・・ 854 +6.75
シカゴコーヒー ・・・ 91.35 +0.2
CRB商品指数 ポイント 0 +0