石油 | 2019年06月18日 07:56 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反落、1%安=需要減退を警戒(17日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】週明け17日の米欧石油市場の原油先物相場は反落。中国の経済指標が市場予想を下回ったことから、世界の原油需要減退への警戒感が高まり、1%超下げた。  英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月の清算値は、前週末比1.07ドル(1.73%)安の1バレル=60.94ドル。米国産標準油種WTI先物は、0.58ドル(1.10%)安の51.93ドルだった。  中国国家統計局が14日発表した5月の鉱工業生産は前年同月比5.0%増と、伸び率が単月として約17年ぶりの低水準となった。市場予想は5.5%、前月が5.4%だった。プライス・フューチャーズ・グループ(米シカゴ)のアナリスト、フィル・フリン氏は「主要調査機関は軒並み需要減退の見通しを報告している。これが市場の不安を強める要因となっている」と分析した。  一方、先週ホルムズ海峡近くのオマーン湾で起きたタンカー攻撃を受け、中東情勢の緊迫化をめぐる懸念が続いている。サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相はこの日、原油の安定供給を確保するため、各国が連携する必要性を強調した。  市場参加者は、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国のグループ「OPECプラス」の会合が、6月末に期限を迎える協調減産合意の延長を決めるかどうかも注視している。グループは5月から、会合日程を6月25~26日から7月3~4日に延期する方向で検討している。  イランのシャナ通信によると、この日ザンギャネ石油相はロシアのノバク・エネルギー相との会談後、7月初旬の会合開催に依然反対の立場を表明。その一方、7月10~12日への日程変更があれば出席する可能性を示唆したという。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.63 +0
NYMEX金先物 12月限 1439.4 +0
NYMEXプラチナ先物 1月限 857 +0
NYMEXガソリン 11月限 1.5695 +0
WTI ・・・ 55.39 +0
シカゴコーン ・・・ 430.75 +0
シカゴ大豆 ・・・ 901.5 +0
シカゴコーヒー ・・・ 107.1 -1.5
CRB商品指数 ポイント 0 +0