石油 | 2019年06月19日 08:08 JST

〔米欧石油市況・詳報〕反発=米中合意への期待と中東情勢で(18日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】18日の米欧石油市場の原油先物相場は反発し、1バレル当たり1ドル超上昇した。20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)を今月末に控える中、米中が貿易協議を再開するとの報を受け「貿易戦争」解決に期待が高まった。ホルムズ海峡付近で先週発生したタンカー攻撃を受け、米国が中東への増派を発表するなど、中東における緊張が高まっていることも支援材料となった。  米国産標準油種WTI先物の中心限月の清算値は、1.97ドル(3.8%)高の1バレル=53.90ドル。英国産標準油種北海ブレント先物は、1.20ドル(2%)高の62.14ドルだった。  トランプ米大統領はツイッターへの投稿で「中国の習近平国家主席と電話で非常に良い会話をした。来週日本で開かれるG20サミットでも引き続き会談する」と表明。米中首脳会談を前に両国の代表団が協議を始めることも明らかにした。  また、トランプ氏はイランの核開発を阻止するため、武力行使の用意があると強調。ただ、石油輸送路の確保で軍事力を行使する可能性については明言を避けた。シャナハン米国防長官代行は17日、中東に約1000人を増派すると発表した。  市場参加者らは、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国のグループ「OPECプラス」の会合が、6月末に期限を迎える協調減産合意の延長を決めるかどうかも注視している。OPEC関係者によると、同グループはイランが提案した7月10~12日の日程でウィーンで会合を開くことを検討中という。  ロシアのノバク・エネルギー相は18日、市場の不透明感を理由に、減産合意の今後について判断するのは時期尚早との考えを示した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 55.63 +0.98
NYMEX金先物 8月限 1426.7 +1.6
NYMEXプラチナ先物 7月限 845.9 +0
NYMEXガソリン 7月限 1.8405 +0.0167
WTI ・・・ 55.39 +0
シカゴコーン ・・・ 430.75 -6.25
シカゴ大豆 ・・・ 901.5 -6.25
シカゴコーヒー ・・・ 107.3 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0