石油 | 2019年07月11日 07:43 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続伸=米在庫減少とメキシコ湾の暴風雨で(10日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】10日の米欧石油市場の原油先物相場は続伸し、4.5%高と約1カ月ぶりの高値を付けた。米原油在庫の減少に加え、メキシコ湾沖合で操業する石油大手が暴風雨を警戒して生産を約3分の1縮小したことが相場を支援した。  英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月の清算値は、2.85ドル(4.44%)高の1バレル=67.01ドル。米国産標準油種WTI先物は、2.60ドル(4.50%)高の60.43ドルだった。いずれも5月下旬以来の高値まで上昇した。  米エネルギー情報局(EIA)が発表した5日までの1週間の国内原油在庫は、前週比950万バレル減。製油所の石油製品増産が要因で、市場予想(310万バレル減)の3倍を上回る取り崩しになった。  独金融大手コメルツバンクのアナリスト、カルステン・フリッチュ氏は「在庫減少が予想を大幅に上回った」ことが相場を押し上げたと指摘。「(原油)輸入量の減少や製油所稼働率が年初来の高水準に達したことが、大幅な在庫取り崩しに寄与した」と分析した。  メキシコ湾で暴風雨が発生する見通しも、原油相場を支援した。週末までにハリケーンに発達する恐れがあることから、石油大手は沖合での生産を停止し、作業員を避難させた。  イラン核開発をめぐる緊張や、最近の石油タンカー拿捕(だほ)も支援材料になっている。サクソバンクの商品ストラテジスト、オレ・ハンセン氏は「米国とイランの間の地政学的リスクは、その影響の程度は測定できないものの依然支援要因になっている」と述べた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 54.17 +0.41
NYMEX金先物 8月限 1526.6 -1.4
NYMEXプラチナ先物 10月限 855.3 +9.3
NYMEXガソリン 8月限 1.6428 +0.0097
WTI ・・・ 54.05 +0
シカゴコーン ・・・ 359.75 +1.5
シカゴ大豆 ・・・ 843.25 +13.25
シカゴコーヒー ・・・ 92.6 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0