石油 | 2019年07月13日 04:45 JST

〔NY石油〕WTI、ほぼ横ばい=週間では4.69%高(12日)

 【ニューヨーク時事】週末12日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物市場では、熱帯低気圧の接近に伴う米国内の供給障害を警戒した買いと、世界的なエネルギー需要の鈍化懸念を背景とした売りが交錯した。米国産標準油種WTIの中心限月8月物の清算値は前日比0.01ドル(0.02%)高の1バレル=60.21ドルとほぼ横ばい。週間では4.69%上昇した。9月物は0.02ドル高の60.30ドル。  前日に台頭した持ち高調整の売りをこなし、相場は12日早朝にかけて堅調に推移。一時60ドル台後半を回復した。しかし、国際エネルギー機関(EIA)が12日公表した月報で、今後9カ月間の見通しとして、米シェールオイルの増産ペースが減速傾向にある世界の石油需要を上回り、国際市場の在庫が大きく膨らむと指摘。11日には、石油輸出国機構(OPEC)も月報で来年の加盟国の原油需要の落ち込みを予想しており、相場は需給緩和懸念に押されて朝方に上げ幅を一掃した。  午前中にはマイナス圏に沈む場面もあったものの、その後は足元の供給障害への懸念に支えられ、底堅く推移。熱帯低気圧「バリー」が米メキシコ湾岸に集積する石油・天然ガス生産施設付近に向けて接近中で、関連企業が操業停止を余儀なくされているとの報が相場を支援した。また、英領ジブラルタル沖でイランのタンカーが拿捕(だほ)された事件をめぐる地政学的リスクの高まりも引き続き意識された。  ▽ガソリン=続落。中心限月8月物の清算値は1.25セント安の1ガロン=197.70セント。  ▽ヒーティングオイル=小反発。8月物の清算値は0.15セント高の1ガロン=198.01セント。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 54.17 +0.46
NYMEX金先物 8月限 1526.6 -2.3
NYMEXプラチナ先物 10月限 855.3 +8.9
NYMEXガソリン 8月限 1.6428 +0.0176
WTI ・・・ 54.05 +0
シカゴコーン ・・・ 359.75 +1.5
シカゴ大豆 ・・・ 843.25 +10.75
シカゴコーヒー ・・・ 92.6 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0