石油 | 2019年07月17日 07:34 JST

〔米欧石油市況・詳報〕大幅続落=イラン情勢の緊張緩和見込み(16日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】16日の米欧石油市場の原油先物相場は大幅続落した。この日の上昇分を消し、3%超下げた。トランプ米大統領がイランとの間に進展があったと発言、中東情勢の緊張緩和の可能性を示唆したことが相場を押し下げた。  英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月9月きりの清算値は、2.13ドル(3.2%)安の1バレル=64.35ドル。この日は67.09ドルまで上昇する場面もあった。  米国産標準油種WTI先物の中心限月8月きりの清算値は、1.96ドル(3.3%)安の1バレル=57.62ドル。序盤には一時60.06ドルまで上昇した。  みずほフィナンシャルグループ(FG)の米国法人(ニューヨーク)のエネルギー先物担当ディレクター、ボブ・ヤウガー氏は「追い風だったものが逆風になった」と指摘。この日いったんは相場を押し上げた米イラン間の緊張が、トランプ氏の発言で相場の上値を抑えたという。  トランプ大統領は16日、ホワイトハウスでの閣議で、イランとの間に多くの進展があったとした上で、同国の体制変革を目指していないと述べた。大統領は進展の詳細を明らかにしなかったが、ポンペオ国務長官はその閣議で、イランが自国のミサイル計画について交渉に応じる用意があると伝えてきたと語った。  中国の経済見通しをめぐる不透明感も相場を押し下げた。15日発表された4~6月期の中国国内総生産(GDP)成長率は前年同期比6.2%と、少なくとも27年ぶりの低さだった。加えて、ハリケーン「バリー」の接近に伴い、一時はメキシコ湾での生産の74%近くを停止していた米石油各社が15日、生産復旧に動きだした。生産が通常の水準に戻るには数日かかる可能性がある。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 54.17 +0.44
NYMEX金先物 8月限 1526.6 -1.4
NYMEXプラチナ先物 10月限 855.3 +9.3
NYMEXガソリン 8月限 1.6428 +0.0142
WTI ・・・ 54.05 +0
シカゴコーン ・・・ 359.75 +1.5
シカゴ大豆 ・・・ 843.25 +11.5
シカゴコーヒー ・・・ 92.6 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0