石油 | 2019年07月19日 07:45 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続落=米メキシコ湾の生産再開で(18日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】18日の米欧石油市場の原油先物相場は続落し、約2.5%下げた。米株式相場の軟調に加え、先週ハリケーン「バリー」が通過した米メキシコ湾の産油量が増加するとの見方が重しになった。  米株価が3日続落の見込みだったことから、景気の先行き不透明感が原油相場を一段と圧迫した。  英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月の清算値は、1.73ドル(2.7%)安の1バレル=61.93ドル。米国産標準油種WTI先物は、1.48ドル(2.6%)安の55.30ドルだった。  市場参加者らは、投機筋が向こう数年間の相場上昇を見込んだオプションの持ち高を清算したため、原油相場の長期的見通しも一層弱含んでいると語った。  メキシコ湾では先週、ハリケーンの影響で石油ガス生産施設からの作業員避難や生産停止が相次いだが、その後は生産再開の動きが続いている。英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは17日、この海域の産油量が日量平均で約80%回復したと発表した。  この日はイランが外国のタンカーをペルシャ湾で拿捕(だほ)したと発表したことが材料視され、原油相場が一時上昇。ただ、積載量が小規模だったことなどが明らかになると、原油相場は下げに転じた。  スイス銀行大手UBSのアナリストは「原油相場の反応は、中東の対立が解決に程遠く、いつでも緊張が再燃する恐れがあることを改めて示している」と指摘した上で、「原油供給は続いているため、相場上昇は一時的にとどまる可能性がある」と分析した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 54.17 +0.41
NYMEX金先物 8月限 1526.6 -2.3
NYMEXプラチナ先物 10月限 855.3 +9.8
NYMEXガソリン 8月限 1.6428 +0.0167
WTI ・・・ 54.05 +0
シカゴコーン ・・・ 359.75 +1.25
シカゴ大豆 ・・・ 843.25 +10.25
シカゴコーヒー ・・・ 92.6 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0