石油 | 2019年07月19日 13:34 JST

〔週間見通し〕WTI、若干下方シフトか=世界経済の減速懸念で―日本総研・藤山氏

 藤山光雄・日本総合研究所主任研究員=来週のニューヨーク原油(WTI)先物相場は、世界経済の減速懸念などを背景に、レンジが若干下方にシフトしそうだ。一方、中東情勢の緊迫化が下支えになるだろう。期近8月きりの予想レンジは1バレル=54~59ドル。  来週も引き続き、米中貿易摩擦や米イラン対立の動向に神経質な展開になるとみる。ただ、足元では中東の地政学リスクよりも、米中対立などに伴う景気減速の方が強く意識され、原油相場は弱い地合いになりやすい。  24日には7月のユーロ圏PMI、26日には4~6月期の米実質GDP(国内総生産)が発表される。市場予想を下回れば景気減速懸念が強まり、原油相場の下押し圧力になる。今週から本格化した米企業の4~6月期決算発表も注目される。これまでの発表分を見るとまちまちで、全体的にはそれほど悪くないが、過去1年程度と比較すると利益の伸びが鈍化している。企業が示す今後の見通しが弱いと、景気への不安が高まる。  25日の欧州中央銀行(ECB)理事会では、景気に対してどのような見方が示されるか注意が必要だ。  月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、利下げや金融緩和への思惑が強まりやすい。この場合、景気への懸念が背景にあるとみられれば下押し要因になり、リスクマネーが入ってくると考えれば押し上げ要因になる。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.13 +0.66
NYMEX金先物 8月限 1504.6 -4.8
NYMEXプラチナ先物 9月限 850.6 -3.9
NYMEXガソリン 8月限 1.6811 +0.022
WTI ・・・ 56.13 +0
シカゴコーン ・・・ 359.5 +1.5
シカゴ大豆 ・・・ 855.75 +4.5
シカゴコーヒー ・・・ 92.85 +1.4
CRB商品指数 ポイント 0 +0