石油 | 2019年08月20日 07:44 JST

〔米欧石油市況・詳報〕続伸=サウジ油田攻撃などで(19日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】週明け19日の米欧石油市場の原油先物相場は続伸し、約2%上げた。先週末にイエメンの反政府武装組織フーシ派がサウジアラビア東部の油田を無人機で攻撃したことで、原油供給リスクが生じた。トレーダーらは、主要国が景気減速への対応策を講じる兆候に目を向けた。  米政府が中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)の取引猶予措置を延長するなど、米中「貿易戦争」が若干軟化している兆しも、原油相場の支援材料になった。  英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月の清算値は、1.10ドル(1.88%)高の1バレル=59.74ドル。米国産標準油種WTI先物は1.34ドル(2.44%)高の56.21ドルだった。  スイスの金融大手UBSの石油アナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏は「サウジに対する週末の無人機攻撃の後、石油市場は再び地政学的リスクプレミアムを織り込んでいるとみられる。ただ、供給の混乱が生じない限りリスクプレミアムは持続しない可能性もある」と分析した。  主要国の景気対策に対する期待から株価が上昇している状況も、株式相場に追随することが多い石油相場を支援した。プライス・フューチャーズ・グループ(米シカゴ)のアナリスト、フィル・フリン氏は「世界経済が致命的打撃を受けるとの見方は大幅に誇張されており、市場はそれに気付きつつある」と指摘した。  ただ、石油需要の伸びをめぐる不安を招いた石油輸出国機構(OPEC)のリポートによって、相場の上値は抑制された。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 54.85 +6.15
NYMEX金先物 9月限 1490.9 +15.9
NYMEXプラチナ先物 10月限 952.2 +4.6
NYMEXガソリン 9月限 1.5531 +0.1688
WTI ・・・ 54.71 +0
シカゴコーン ・・・ 368.75 +2.5
シカゴ大豆 ・・・ 898.75 +0
シカゴコーヒー ・・・ 99.5 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0