石油 | 2019年08月21日 07:40 JST

〔米欧石油市況・詳報〕小動き=貿易摩擦の緩和期待が下支え(20日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】20日の米欧石油市場の原油先物相場は小動き。今後の需要不安が要因で下げた後、米中貿易摩擦が緩和されるとの楽観的見方や、景気鈍化を回避するため主要国が景気刺激策を取るとの期待感に支援された。  英国産標準油種北海ブレント先物の中心限月の清算値は、0.29ドル(0.5%)高の1バレル=60.03ドル。  米国産標準油種WTI先物は0.13ドル高の56.34ドルだった。清算後の取引では、中国と貿易合意を結ぶ用意は整っていないとするトランプ米大統領の発言を受け、下げに転じた。  米政府が中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)に絡む取引猶予措置を延長したことで、米中「貿易戦争」には若干軟化の兆しがみられる。主要国が成長鈍化の回避策を取るとの見方で世界各地の株価が上昇している状況も、原油相場を下支えしている。  アゲイン・キャピタル(米ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「米中『貿易戦争』は一進一退だ。また、ドイツの財政出動など景気刺激策に対する期待が市場に浮上している」と分析した。  トレーダー筋は、中東情勢の緊張の兆しや、前週の米原油在庫も注視している。米政府は英領ジブラルタル当局が解放したイランのタンカーへの便宜供与に反対する立場を示し、ギリシャや地中海沿岸の港をけん制した。また、前週の米原油在庫は190万バレル減少したと予想されている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 54.85 +6.32
NYMEX金先物 9月限 1490.9 +15.9
NYMEXプラチナ先物 10月限 952.2 +5.1
NYMEXガソリン 9月限 1.5531 +0.1759
WTI ・・・ 54.71 +0
シカゴコーン ・・・ 368.75 +2.75
シカゴ大豆 ・・・ 898.75 +0
シカゴコーヒー ・・・ 99.5 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0