石油 | 2019年10月10日 07:24 JST

〔米欧石油市況・詳報〕まちまち=米原油在庫増が下押し(9日)

 【ニューヨーク・ロイター時事】9日の米欧石油市場の原油先物相場はまちまち。トルコのシリア攻撃や、米中貿易摩擦沈静化への期待が支援したものの、米原油在庫増が相場を下押しした。  北海ブレント先物の清算値は0.08ドル高の1バレル=58.32ドル。一方でWTI先物の清算値は0.04ドル安の52.59ドル。  トルコはシリア北部でクルド人勢力に対する軍事作戦を開始した。エルドアン大統領はトルコ国境沿いの「テロ回廊」を排除することが目的と語った。  アナリストらは、軍事作戦がイラクの石油産地であるクルド人自治区の経済に影響し、原油価格を押し上げる可能性があるとしている。  ただ相場は、トランプ米大統領が、トルコのシリア攻撃について「悪い考え」と述べたことで、値を消した。  一方、米エネルギー情報局(EIA)が発表した原油在庫統計によると、同国原油在庫は先週、290万バレル増加した。アナリストらの予想(140万バレル増)の2倍以上となった。  調査会社リターブッシュ・アンド・アソシエイツのリターブッシュ社長は「石油需要鈍化への懸念は、米在庫が予想以上の増加を示したことに一段と支えられた」と指摘。「製油業者の需要は、季節要因的な落ち込みが幅広く想定されていた以上に大幅だ」と話した。  独コメルツバンクのアナリスト、カルステン・フリチェ氏は、米中協議が物別れに終われば、「需要への懸念が再び大きく浮上するため、石油価格はさらに下落するリスクがある」との見方を示した。(ロイター時事) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 53.78 -0.13
NYMEX金先物 10月限 1488.2 +1.7
NYMEXプラチナ先物 11月限 894 -0.3
NYMEXガソリン 10月限 1.623 -0.0047
WTI ・・・ 53.7 +0
シカゴコーン ・・・ 391 -0.5
シカゴ大豆 ・・・ 934 +4.75
シカゴコーヒー ・・・ 95.7 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0