貴金属 | 2015年08月07日 14:26 JST

〔週間見通し〕NY金、米利上げ観測背景に上値は重いか=フジトミ・青山氏

 ▽青山真吾・フジトミ企画営業部課長=来週のニューヨーク金先物相場は、7日発表される7月の米雇用統計の結果次第だが、基本的には上値の重い展開になるとみている。一時的に上昇する局面があっても、米利上げ観測を背景に、戻り売りに押されそうだ。予想レンジは1080~1100ドルと、7月の急落以降の値幅が継続すると見込む。  米利上げに関しては、米連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を持つメンバーの中で中立的なスタンスを取っていた、アトランタ連銀のロックハート総裁が9月利上げを示唆するなど、ここにきて9月開始の観測が強まった感がある。  米金利の上昇が金への売り圧力になるという構図が、金上場投資信託(ETF)の残高減少に直結しているように見える。世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストの金保有高は2008年以来の低水準にあるが、減少に歯止めがかかる気配がない。流れを一転させるには、ネガティブサプライズとなるような米経済指標が必要となる。来週は、13日に発表される7月の米小売売上高などが注目される。  東京市場は、来週から夏季休暇に入る関係者も多い。流動性が低下し、通常以上に値が動く可能性もあるため、警戒する必要がある。仮に、米雇用統計で非農業部門就業者数の前月比増加幅が25万人超となるような結果になった場合は、1060ドル付近まで一気に下げが加速することもあり得る。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.88 +0.21
NYMEX金先物 11月限 1284.4 +3.6
NYMEXプラチナ先物 1月限 934.8 +2.6
NYMEXガソリン 10月限 1.6301 +0.0042
WTI ・・・ 51.82 +0
シカゴコーン ・・・ 350 -0.25
シカゴ大豆 ・・・ 984.75 -0.25
シカゴコーヒー ・・・ 124.15 +0
CRB商品指数 ポイント 184.6214 +0