貴金属 | 2017年03月17日 13:55 JST

〔週間見通し〕NY金、強地合い維持か=フジトミ・齋藤氏

 齋藤和彦・フジトミ情報サービス室チーフアナリスト=15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備制度理事会(FRB)が緩やかな利上げを示唆したことを受け、利上げペースの加速を警戒していた市場のムードが一変した。NY金は、来週も強地合いを維持するとみており、中心限月が16日の高値(1オンス=1234.00ドル)を上抜ければ1250ドルを目指す動きに、抜けなければ1230ドル前後でのもみ合いを予想する。  第1四半期末が迫る中、投資家はそろそろ第2四半期を見据えた投資をする。第2四半期はイベントが目白押しで、まず仏大統領選が4月23日(第1回投票)と5月7日(第2回投票)に予定されている。5月19日にはイランの大統領選、また、同月中にはトランプ米大統領が、イスラエルの米大使館のエルサレム移転について判断を下すとの観測が浮上している。いずれも先行き不安要因で、金にとっては買い材料だ。  5月2、3日の米FOMCが接近すれば、利上げへの警戒感に上値が重くなる可能性はあるが、よほどの理由がない限り、短期間での追加利上げは考えづらい。このため、下落したとしても、小幅にとどまるとみている。  仏大統領選は、オランダの下院選挙のような結果を想定しており、相場の大きな変動要因にはなりそうにない。注目されるのは、イラン大統領選とイスラエルの米大使館問題。特に米大使館をエルサレムに移すことが決まれば、地政学リスクが高まり、金の上伸につながるだろう。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.87 +0.15
NYMEX金先物 10月限 1299.9 -10.8
NYMEXプラチナ先物 11月限 940.9 -8.3
NYMEXガソリン 10月限 1.6169 +0.0092
WTI ・・・ 51.81 +0
シカゴコーン ・・・ 350.5 -1.25
シカゴ大豆 ・・・ 991 -5.5
シカゴコーヒー ・・・ 124.05 +0.3
CRB商品指数 ポイント 184.6214 +0