貴金属 | 2017年04月08日 07:27 JST

〔NY金市況・詳報〕一時5カ月ぶり高値=ドル高で上値重い(7日)

 【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES=時事】週末7日の金塊現物相場は一時、5カ月ぶり高値を付けた。米雇用統計を受け同国の追加利上げ観測が後退。ただ、ドル高が進み、リスク回避買いの需要も低下し、上値は重かった。  米東部時間午後2時44分(1844GMT)時点は、0.2%高の1オンス=1253.71ドル。一時、1270.46ドルと昨年11月10日以来の高値に達した。このまま終了すれば4週連続の上昇。米金先物の清算値は0.3%高の1257.30ドル。  米国がシリアの空軍基地に向け巡航ミサイルと発射し、同国とロシア・イランとの緊張が高まったことで、比較的安全な資産を求める投資家の買いに支えられた。  取引終盤にはリスク回避の動きが一服し、ドル指数も3週間ぶりの高水準まで上昇した。  USバンク・ウェルス・マネジメントの上級投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は「地政学的リスクが引き続き高まる理由がなければ、金市場でこうした良好な地合いの維持は難しい」と指摘。「金を後押しする要因は、今年に入り投資心理はかなり悪化したため、投機筋が強気のポジションを増やす余地があることだ」と述べた。  米中首脳会談を控え、投資家の間で警戒感が広がった。ただ、トランプ米大統領は会談で進展があり、多くの問題を克服できると語った。  テクニカル面は、前日200日移動平均を突破できなかったが、7日の日中に同平均を突き抜け、2月28日の高値で上値抵抗線の1264ドルを試す展開となった。  MKSパンプのアナリスト、ティム・ブラウン氏は、1260ドル超の水準で値を固めることができれば、一段と上昇する可能性があると述べた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.47 -0.05
NYMEX金先物 5月限 1254.8 -5.1
NYMEXプラチナ先物 6月限 948.8 -5.5
NYMEXガソリン 5月限 1.6614 +0.0076
WTI ・・・ 51.07 +0
LME銅先物 3ヶ月 5703.0 +0
LMEアルミ先物 3ヶ月 1938.0 +0
LMEニッケル 3ヶ月 9395.0 +0
シカゴコーン 3ヶ月 369.5 +0
シカゴ大豆 3ヶ月 948.25 +1
シカゴコーヒー 3ヶ月 129.1 -1.15
CRB商品指数 ポイント 185.0557 +0