貴金属 | 2017年05月18日 07:40 JST

〔NY金市況・詳報〕金5日続伸、2週間ぶり高値=トランプ氏疑惑で(17日)

 【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES=時事】17日の金現物相場は5営業日続伸し、約2週間ぶり高値を付けた。米政治の混乱で年内の積極的な利上げの観測が後退し、米国債利回りが低下、ドルが半年ぶり安値に下落したことが背景。  金現物相場は米東部時間午後2時40分(1840GMT、日本時間18日午前3時40分)時点で1.8%高の1オンス=1258.28ドル。一時は1日以来の高値となる1260.20ドルを付けた。この展開が続けば17日の上昇率は1日としては2016年6月以来の大きさとなる。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりの清算値は1.8%高の1258.70ドル。ABNアムロのアナリスト、ジョルジェット・ボエレ氏は「利回りとドルの下向きの値動きが金相場を支えた」と指摘。「加えて、政治の不透明感がドルを押し下げている」と語った。  トランプ米大統領がコミー前連邦捜査局(FBI)長官に対し、フリン前大統領補佐官への捜査をやめるよう求めていたとの報道を受け、連邦当局の捜査を妨害しようとしたのかどうかについて大統領に説明を求める圧力が高まっている。フォレックス・ドットコムのテクニカル・アナリストは「大統領が司法妨害を行ったかもしれないと投資家は懸念している。司法妨害は弾劾に追い込まれうる行為だ」と述べた。トランプ氏がコミー氏を解任し、機密情報をロシアのラブロフ外相に明かすなど、この1週間は激動だった。16日発表された4月の米住宅着工件数が予想外の減少となり、米連邦準備制度理事会(FRB)の今年の利上げ回数について疑念が生じた。CMEのフェドウオッチ・ツールによれば、先物トレーダーは6月利上げの確率は66%で、今月のより早い段階での約90%から低下した。テクニカル的には金は200日移動平均とフィボナッチ・リトレースメントの水準の上値抵抗線を突破しており、テクニカルな買いが入っている。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 47.09 -0.13
NYMEX金先物 8月限 1286.4 +2.2
NYMEXプラチナ先物 10月限 981.7 -1.7
NYMEXガソリン 8月限 1.5869 +0.0011
WTI ・・・ 47.02 +0
シカゴコーン ・・・ 350.5 +0
シカゴ大豆 ・・・ 930.25 +0
シカゴコーヒー ・・・ 128.45 +0
CRB商品指数 ポイント 175.3569 +0