貴金属 | 2017年07月13日 07:59 JST

〔NY金市況・詳報〕金現物は続伸=FRB議長の議会証言受け(12日)☆差替

 【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES=時事】12日の金現物相場は上伸し、今週4カ月ぶりの安値を付けた後を受け続伸となった。イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を受け、年内の利上げが1回にとどまらないとの観測が後退した。  イエレン議長は議会証言で、現在の予想に基づくと、経済活動を促進も阻害もしない中立水準に到達するまでに、それほど大幅に利上げする必要はないと発言した。  議長の発言でドルや米国債利回りが下落し、10日に1オンス=1204.45ドルと3月半ば以来の安値を付けた金相場を一段と押し上げた。金現物は米東部時間午後3時2分(1902GMT)時点で、0.24%高の1オンス=1220.26ドル。  ニューヨーク市場の金先物8月きりの清算値は4.40ドル(0.36%)高の1219.10ドル。10日に付けた4カ月ぶり安値の1204ドルからは1.8%上昇した計算。HSBCセキュリティーズのアナリスト、ジェームズ・スティール氏は「金相場は、金利上昇の環境に対しマイナスに反応するが、限度がある」と述べた。同氏は、イエレン議長の証言は「引き締め政策が必ずしも急激なものではない」ということを示唆したと述べた。イエレン議長の発言後、ドルと米国債利回りは、下落した。  CMEグループのフェドウオッチによると、イエレン議長の発言後すぐに、CMEグループ・シカゴ商品取引所のフェデラルファンド(FF)金利先物価格からの算定によると、12月会合での利上げ確率は52%と、発言前の60%から低下した。  米国債利回り上昇は、金利を生まない資産である金を保有する機会コストを増大させるため、金相場は非常に敏感に反応する。一方、ドルの上昇は、ドル建てで取引される金の取得コストを増やす。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 56.83 +0.92
NYMEX金先物 11月限 1281.1 +1.8
NYMEXプラチナ先物 12月限 936.4 +2.8
NYMEXガソリン 11月限 1.7731 -0.0074
WTI ・・・ 56.79 +0
シカゴコーン ・・・ 345 +0.5
シカゴ大豆 ・・・ 989 +7.75
シカゴコーヒー ・・・ 124.45 +0.6
CRB商品指数 ポイント 189.8287 +0