貴金属 | 2017年07月14日 14:44 JST

〔週間見通し〕NY金、動きは鈍いか=野村証券・大越氏

 ▽大越龍文・野村証券経済調査部シニアエコノミスト=来週のニューヨーク金先物相場は、14日発表の6月の米消費者物価といった経済指標をにらんで小幅な値動きがあったとしても、方向感は出にくく、動きが鈍くなりそうだ。中心限月8月きりは1200~1240ドル程度でのもみ合いを予想している。  今週は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が議会証言で、今後の利上げについて慎重に進める方針を示した。FRBの資産圧縮は、9月決定、10月開始を予想しているが、NY金が織り込むにはまだ時間があり、大きく下げにくい状況になっている。  現在のNY金は、好調だった6月の米雇用統計に伴う大幅な下落に対する売られ過ぎ感から、やや値を戻している。ただ、欧米が金融引き締め局面にあることに変わりはなく、新規の強材料が見当たらない中、買いにくい状況だ。  20日に開かれる欧州中央銀行(ECB)理事会で、資産圧縮に関して突っ込んだ議論が交わされるようだと、金利の付かない金は心理的節目の1200ドルに近づくかもしれない。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 47.89 +0.49
NYMEX金先物 7月限 1251.7 -4.7
NYMEXプラチナ先物 8月限 928.7 -5.6
NYMEXガソリン 7月限 1.5962 -0.0012
WTI ・・・ 47.76 +0
シカゴコーン ・・・ 368.75 -1
シカゴ大豆 ・・・ 981.5 -5
シカゴコーヒー ・・・ 131.2 +0.6
CRB商品指数 ポイント 177.6663 +0