貴金属 | 2017年08月09日 07:28 JST

〔NY金市況・詳報〕反落=ドル高で(8日)☆差替

 【ニューヨーク、ヨハネスブルク・ロイターES=時事】8日の金現物相場は反落し、2週間ぶりの安値を付けた。予想を上回る米求人数を受け、ドル高が進んだ。投資家は米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げのペースを探る手掛かりとして、今週発表の米インフレ関連指数を注視している。  金現物は米東部時間午後2時9分(1809GMT)時点で、0.1%安の1オンス=1255.81ドル。一時7月26日以来の最安値となる1251.01ドルまで下落した。  金先物12月きりの清算値は0.2%安の1オンス=1262.60ドル。  RJOフューチャーズ(シカゴ)の上級商品ブローカーのフィリップ・ストレイブル氏は「米求人数は期待以上だった。この統計結果がドルを引き上げ、金相場には圧力となった」と述べた。  6月の米求人数は過去最高を記録し、ドルは対主要通貨バスケットで上昇した。  ドル建てで取引される商品は、海外の投資家にとって、ドル高になると割高感が生じる。  市場では、北朝鮮が既に核弾頭を開発した可能性があるとの日本政府の報道に注目が集まった。地政学リスクは、金などの安全資産への需要を高める可能性がある。  投資家は、今週発表予定の米インフレ指標や、4兆2000億ドルに上るFRBの保有資産縮小がいつ始まるかの手掛かりに注目している。  インフレは、FRBが政策決定時に考慮する主要な要素。インフレ指標が堅調なら利上げ観測が高まる可能性があり、金利を生まない金相場に圧力が強まることにつながる。  スコシア銀行はノートで「金融政策が引き締め方向に向かっていることを考えると、強気の相場は、今後のリスク増大に対する備えとして、投資家が金を買い増している警告かもしれない」と指摘した。  世界最大の金ETF「SPDRゴールド・トラスト」の保有高は7日、0.03%減り、786.87トンと2016年3月以来の低水準となった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.51 +0.33
NYMEX金先物 10月限 1286.9 -9.1
NYMEXプラチナ先物 10月限 923.2 +0.9
NYMEXガソリン 10月限 1.6447 +0.0334
WTI ・・・ 51.58 +0
シカゴコーン ・・・ 349 -4.75
シカゴ大豆 ・・・ 986.5 -8.25
シカゴコーヒー ・・・ 125.15 -1.7
CRB商品指数 ポイント 184.0709 +0