貴金属 | 2017年09月12日 07:25 JST

〔NY金市況・詳報〕金現物、下落=世界情勢でドル回復(11日)☆1

 【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES=時事】11日の金現物相場は1%余り下落した。北朝鮮が週末にミサイル発射実験を行わなかった安堵(あんど)感から世界の株価やドル、債券利回りが上昇したのが背景。  米フロリダ州で大型ハリケーン「イルマ」による被害が、懸念されていたより少なかったことも、安全資産需要の減少につながった。  金現物は米東部時間午後1時54分(1754GMT)時点で、1.2%安の1オンス=1330.24ドル。このまま引ければ一日の下げ幅として、7月3日以来の大きさとなる。8日には昨年8月以来の高値となる1357.54ドルを付けた。  先物12月きりの清算値は1.2%安の1335.70ドル。  北朝鮮のミサイル発射の可能性やイルマの米経済への影響が懸念され、先週は1.6%上昇。ドルは2015年1月以来の安値を付け、米国債利回りが10カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。  サクソバンクのアナリスト、オーレ・ハンセン氏は「どちらも大々的に展開するには至らなかった」と指摘。「短期的に金は幾分調整する見込みだ。相場はかなりの部分がドルと債券の行方次第だ」と述べた。  フォレックス・ドットコムのテクニカルアナリスト、ファザド・ラザクザダ氏は「北朝鮮が週末、新たなミサイルを発射しなかったため、リスク回避姿勢の強まる可能性を前提に、ポジションを積んできた投機筋は失望しているようだ」と述べた。その上で「テクニカルな観点から見ると、金の下落は当然と言える。しかし、今までは基調の反転というよりもむしろ、買われ過ぎていた水準から単に値を消しただけと解釈される」とも話した。(続) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 52.22 -0.36
NYMEX金先物 9月限 1306.8 -6.5
NYMEXプラチナ先物 10月限 940.2 -9.5
NYMEXガソリン 9月限 1.722 -0.013
WTI ・・・ 51.82 +0
シカゴコーン ・・・ 353.75 -0.75
シカゴ大豆 ・・・ 971.25 -3.5
シカゴコーヒー ・・・ 131.5 -0.05
CRB商品指数 ポイント 184.6093 +0