貴金属 | 2017年09月13日 06:59 JST

〔NY金市況・詳報〕金現物、安値から切り返す=ドル軟化で(12日)

 【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES=時事】12日の金現物相場は、序盤に1週間超ぶり安値を付けた後、切り返した。ドルが上げ幅を縮小したほか、トランプ米大統領が北朝鮮に対する国連安保理による制裁決議について「最終的に起こらざるを得ないことに比べればゼロに等しい」と警告したのが背景。  金現物は序盤、1日以来の安値となる1オンス=1322.15ドルを付けた。米東部時間午後2時37分(1837GMT)時点は、0.3%高の1330.68ドル。  先物12月きりの清算値は0.2%安の1332.70ドル。  トランプ氏が北朝鮮に対する最新の制裁決議に関し、非常に小さな一歩にすぎず、同国の核開発計画に対処するために避けられないであろうことに比べれば、ゼロに等しいと発言した後で、金相場は前日比プラス圏に浮上した。  シカゴのRJOフューチャーズのシニア市場ストラテジスト、ボブ・へーバーコーン氏は「かなり攻撃的な表現で、それが金相場を押し上げた」と説明した。  金は先週、1年ぶり高値を付けたが、北朝鮮の核開発やハリケーン「イルマ」への懸念が和らぐ中、11日に1.4%安と、2カ月ぶりの急落を記録した。  ナティクシスのアナリスト、バーナード・ダーダー氏は「金相場を主導していたのはドル安と北朝鮮情勢の緊迫だった」と指摘。「ドルが下落し得るペースは低下している」と語った。  ドル指数は日中高値から下げたものの、8日の2年半ぶり安値を上回る水準を維持した。  投資家が金や円など安全資産よりも高リスク資産を買い求める中、米S&P500種指数や世界の株式市場の指標は史上最高値を更新した。  オーストラリア・ニュージーランド銀行は「市場の注目は今後米連邦準備制度理事会(FRB)に移る公算が大きい。来週の政策会合を控え、政策担当者らは口を閉ざすようになった」と述べた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 52.22 -0.33
NYMEX金先物 9月限 1306.8 -6.5
NYMEXプラチナ先物 10月限 940.2 -9.8
NYMEXガソリン 9月限 1.722 -0.0104
WTI ・・・ 51.82 +0
シカゴコーン ・・・ 353.75 -0.75
シカゴ大豆 ・・・ 971.25 -3.5
シカゴコーヒー ・・・ 131.5 -0.05
CRB商品指数 ポイント 184.6093 +0