貴金属 | 2018年02月09日 14:18 JST

〔週間見通し〕NY金、強もちあいの展開に=MSIの亀井氏

 亀井幸一郎・マーケット・ストラテジー・インスティチュート代表=米株式暴落後となる来週のニューヨーク金先物相場は、買いが先行する強もちあいの展開を予想している。中心限月4月きりの中心取引レンジは1310~1330ドルを見込んでいる。  今週、米株暴落にもかかわらず安全資産とされる金がほとんど反応しなかったのは、高値圏にあった金や原油を手じまって益出しし、米株式の損失を補填(ほてん)しようとしたためだ。こうした動きは既に一巡しており、来週のNY金は底堅い動きになりそうだ。  来週の焦点は、14日発表の1月の米消費者物価だ。インフレ傾向が強まると、債券が売られ、長期金利が上昇する。そうなると株式の調整が長引く可能性があり、ドルも上昇しにくい。売り一巡となったNY金にはサポート要因となる。インフレ圧力が強まれば、NY金は将来的なインフレヘッジになり得るとの見方も出てくる。  来週以降は、22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表、28日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)新議長の議会証言がある。米国経済に対する現状認識が示されることになり、金融市場はそこまでは揺れることになりそうだ。株式の調整が短期に収束しないと、追加利上げも難しくなる。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 53.43 +1.15
NYMEX金先物 12月限 1221.2 +4.2
NYMEXプラチナ先物 1月限 847 +2
NYMEXガソリン 11月限 1.4959 +0.0131
WTI ・・・ 53.34 +0
シカゴコーン ・・・ 361.25 +0.5
シカゴ大豆 ・・・ 881 -2
シカゴコーヒー ・・・ 111.35 +0.7
CRB商品指数 ポイント 0 +0