貴金属 | 2018年04月17日 07:37 JST

〔NY金市況・詳報〕金現物、小幅続伸=ドル安(16日)

 【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES=時事】週明け16日の金現物相場は小幅続伸。ドル安が押し上げた。金融市場では、シリア空爆が一層の対立にエスカレートしないとの見方が大勢で、上値は抑えられた。  金相場は年初から下落傾向が続いたが、地政学的な懸念を背景に上昇。ただ、米国の追加利上げ観測や、1月、2月、4月の高値となる1360~1365ドルにテクニカルでの強い抵抗線があることから、上昇は抑制されている。  金現物は米東部時間午後2時49分(1849GMT)時点で、0.10%高の1オンス当たり1346.31ドル。  ニューヨーク金先物6月きりの清算値は、2.80ドル高の1350.70ドルだった。  金相場は、14日の米英仏によるシリアへの空爆の報を受け1350.52ドルまで上昇。その後、空爆はシリア情勢に西側諸国が一段と関与し始める兆しではないとの見方から、買い上げる力が鈍った。  キャピタル・エコノミクスのアナリスト、シモーナ・ガンバリーニ氏は「リスク(プレミアム)の一部は空爆後に縮小した」と指摘。「一部の市場参加者は、おそらくシリア情勢の緊張が一層高まる可能性を考えていたと思うが、そのようにはならず、金価格も幾分軟化した」と述べた。ドルが対ユーロで下落したことは支援材料。  RJOフューチャーズ(在シカゴ)のシニア市場ストラテジストは「シリア情勢と中国をめぐる貿易摩擦、さらにドル安はすべて、金相場が上昇を続ける十分な根拠だ」と語った。その上で「一段高とならないのはがっかりだ。この水準では、トレーダーらは株式市場に目を向けている」と述べた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 51.2 +0.02
NYMEX金先物 12月限 1237 +0
NYMEXプラチナ先物 1月限 785.3 -0.5
NYMEXガソリン 12月限 1.4343 +0.0034
WTI ・・・ 51.21 +0
シカゴコーン ・・・ 384.75 +0.25
シカゴ大豆 ・・・ 900.5 +4.5
シカゴコーヒー ・・・ 98.05 +1.1
CRB商品指数 ポイント 0 +0