貴金属 | 2018年05月12日 07:44 JST

〔NY金市況・詳報〕横ばい(11日)

 【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES=時事】11日の金現物相場は横ばい。週間では4週間ぶりの上昇になる見込みだ。ドルが軟化したほか、米国の年内あと3回の利上げ見通しについて、投資家の確信がやや薄れた。  米東部時間午後1時43分(1743GMT)時点で、金現物は変わらずの1オンス=1321ドル。一時、4月25日以来の高値となる1325.96ドルを付けた。今週はこれまでに0.5%高。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりの清算値は1.60ドル(0.1%)安の1320.70ドル。  ディロン・ゲージ・メタルズの投資サービス担当執行バイス・プレジデント、ウォルター・ペホウィッチ氏は「中東の地政学的リスク、ドル安、(上昇の勢いが弱まった)米国債利回りが、金の一時的な押し上げ要因になっている」と指摘した。  ドルはこの日、対主要通貨で3日連続で下落。10年物米国債利回りは小幅上昇したが、3%の大台を下回った。債券市場の投資家は6月の利上げに関して依然自信を持っているが、9月と12月については確実視していない。  米セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁は11日、積極的な利上げは米国の設備投資を阻害するリスク要因になるとの見方を示した。  MKS・PAMPのティム・ブラウン氏は、100日移動平均の上値抵抗線を超える水準での値固めにより、金相場は一段高になる可能性があると述べた。  シンク・マーケッツの主任市場アナリスト、ナイーム・アスラム氏は「地政学的懸念はなお関心事だが、投資家はそれほどの注意を払っていない」として、ドルの値動きの方が注目されているとの認識を示した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 68.08 -0.26
NYMEX金先物 7月限 1225.7 +1
NYMEXプラチナ先物 9月限 820.7 -2.3
NYMEXガソリン 7月限 2.0261 -0.0078
WTI ・・・ 67.98 +0
シカゴコーン ・・・ 346.25 +2.5
シカゴ大豆 ・・・ 839.5 +7.25
シカゴコーヒー ・・・ 105.7 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0