貴金属 | 2018年05月17日 07:14 JST

〔NY金市況・詳報〕金現物、値を戻す=一時4カ月半ぶり安値(16日)

 【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES=時事】16日の金現物市場は、ショートカバーにより、4カ月半ぶり安値から値を戻した。ドル高が一服したことなどを受けた。一方で米金利は数年ぶり高水準にあり、金相場を圧迫している。  金現物は1739GMT(日本時間17日午前2時39分)時点で、0.2%高のオンス当たり1292.19ドル。一時1286.20ドルと、昨年12月27日以来の安値を付けた。  米グローバル・インベスターズの首席トレーダー、マイケル・マトゥセク氏は「1316ドルの水準を割り込んだことで、ショートポジションをカバーしようとする向きが多かった。先安を見込むには十分な水準だ」と語った。その上で「一部利食い売りを出したいところだ。短期的な反発となる可能性がある」と予想した。  北朝鮮は、米国が一方的な非核化を主張し続ける場合、6月12日の米朝首脳会談には出席しない可能性があると表明したが、金相場の反応は薄かった。北朝鮮は16日に予定されていた韓国との南北閣僚級会談を、米韓軍事訓練を理由に中止した。  ドル安はドル建ての金を割安とするが、米金利の上昇は、金利の付かない資産である金投資の魅力を減じさせる。  金現物は15日、1日の下落幅としては2016年11月以来となる1.7%安を記録した。金相場は200日間移動平均を下回ったほか、心理的に重要な節目となる1300ドルの水準も割り込んだ。  ABNアムロのアナリスト、ジョルジェット・ベール氏は、金相場が6月末までに1275ドル、18年末までには1250ドルの水準にまで下落すると予想した。1月以降維持していたレンジの1310~1360ドルを大きく下回ることになる。ベール氏は「金相場は十分長期にわたって高値を維持していた。1300ドルと200日間移動平均を今や割り込んでいる。ロングポジションを保持している向きは若干神経質になっている」と話した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 68.08 -0.36
NYMEX金先物 7月限 1225.7 +1
NYMEXプラチナ先物 9月限 820.7 -2.3
NYMEXガソリン 7月限 2.0261 -0.0111
WTI ・・・ 67.98 +0
シカゴコーン ・・・ 346.25 +1.5
シカゴ大豆 ・・・ 839.5 +4
シカゴコーヒー ・・・ 105.7 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0