��������� | 2018年05月22日 07:13 JST

〔NY金市況・詳報〕金現物、年初来安値=米中貿易戦争「保留」で(21日)

 【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES=時事】21日の金現物相場は下落し、年初来安値を付けた。ムニューシン米財務長官が米中の貿易戦争は「保留する」と宣言したことで、株式などの高リスク資産への買い意欲が高まった。  金現物は米東部時間午後1時34分(1734GMT)時点で、0.03%安の1オンス=1291.10ドル。一時は昨年12月下旬以来の安値となる1281.76ドルを付けた。  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月きりの清算値は、0.40ドル(0.03%)安の1290.90ドル。  三菱商事のアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は「ドル相場が上昇する一方、米国債10年物の利回りが2011年以来、初めて3.05%を上回った」と指摘。ドルの上昇により、他の通貨保有者にとってドル建て資産が割高になる一方、利回りの上昇は金相場には圧迫要因となる。  USグローバル・インベスターズの主任トレーダー、マイケル・マトゥセク氏は「中国との貿易戦争の絡みで、国際的な投資家は金に売りを出した」と述べた。世界の2大経済国である米中両国は、貿易戦争の瀬戸際で踏みとどまり、米国産製品の対中輸出を拡大することを目的とした協議を続けることで合意した。  金相場は先週、心理的な水準である1300ドルを下回り、昨年12月遅く以来、初めて週間ベースで200日間移動平均を割り込んでいた。  また、米連邦準備制度理事会(FRB)が6月に再度利上げに踏み切るとの観測も、金相場の重しとなった。金利の上昇は、利回りのない金などの資産の魅力を低下させることになる。  シンク・マーケッツの主任市場アナリスト、ナイーム・アスラム氏は、投資家らが来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に関心を払っていると指摘。「FRBがタカ派的な姿勢を弱めなければ、金相場は一段と弱含むと予想している」と述べた。  三菱商事のバトラー氏は、相場の勢いが衰えインフレ圧力が高まれば、金相場は長期的に安全資産を求める買いの恩恵を受ける可能性もあるとしながらも、「極めて短期的には一段と調整する可能性がある。もちろん相場を動かすようなニュースの出方や、ドルが高値を維持できるかどうかにかかっている」との見方を示した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 68.58 +0
NYMEX金先物 6月限 1267.4 -1.3
NYMEXプラチナ先物 7月限 873.3 +0.1
NYMEXガソリン 6月限 2.0705 -0.0195
WTI ・・・ 68.82 +0
シカゴコーン ・・・ 357.25 -3.25
シカゴ大豆 ・・・ 894.5 -10.5
シカゴコーヒー ・・・ 113.85 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0