貴金属 | 2018年06月13日 07:08 JST

〔NY金市況・詳報〕金現物、1300ドル手前でこう着=FOMCにらみ(12日)

 【ニューヨーク、ロンドン・ロイターES時事】12日の金現物相場は1オンス=1300ドル手前でこう着状態。投資家は今後の米国の利上げペースを予想する手掛かりを得ようと、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を待っている状態だ。米連邦準備制度理事会(FRB)の声明と議長記者会見は13日の米東部時間午後2時の予定で、金相場はこの結果を受け、5月中旬から続く1290~1305ドルの狭いレンジ内の取引から抜け出す可能性がある。高金利は、金利が付かない金の魅力を低下させる。また、高金利はドルの上昇を誘う可能性があり、それ以外の通貨を使う買い手にとっては金の購入コストが上昇してしまうことになる。  投資家は今回のFOMCで利上げが決まると予想しているが、むしろ今後の政策スタンスに関する手掛かりに注目している。金融引き締めに関して一層強気の姿勢が示されれば、金相場は打撃を受けそうだ。サクソバンクのアナリスト、オーレ・ハンセン氏は、金相場は利上げ前に下落し、その後に回復する傾向があると指摘した。金現物は米東部時間午後1時35分(1735GMT)時点で0.4%安の1オンス=1294.96ドル。序盤には1週間ぶり安値の1292.60ドルを付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりの清算値は3.80ドル(0.3%)安の1299.40ドル。  欧州中央銀行(ECB)が14日の理事会で、量的金融緩和政策の縮小を示唆する決定を行うとの観測も市場の様子見ムードを強めている。これはユーロの対ドル相場を上昇させ、金相場を支える材料になる。日銀も14、15の両日に金融政策決定会合を開催する。  金相場は、12日の米朝首脳会談の結果には強く反応しなかった。会談の共同声明では非核化をどう達成するかについてほとんど詳細が示されなかったためだ。金は不確実性が高い状況下では安全な投資先とみなされる。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 65.54 +3.74
NYMEX金先物 6月限 1267.2 +3
NYMEXプラチナ先物 7月限 863.2 +15.5
NYMEXガソリン 6月限 2.0123 +0.0588
WTI ・・・ 68.82 +0
シカゴコーン ・・・ 357 +0
シカゴ大豆 ・・・ 880.5 +16
シカゴコーヒー ・・・ 113.95 +1.35
CRB商品指数 ポイント 0 +0