貴金属 | 2018年08月10日 16:37 JST

〔インサイト〕金現物、下落=ドル高が圧迫(10日)

 【ベンガルール(インド)ロイター時事】欧州時間10日朝の金現物相場は下落し、1年ぶりの安値付近にある。世界政治の緊張が高まる中、ドルの上昇が金を圧迫した。  金現物は0618GMT(日本時間午後3時18分)時点で0.5%安の1オンス=1206.29ドル。先週付けた1年ぶり安値の1204ドルに近い水準で推移している。  金は週間ベースで5週続落に向かっている。  シンクマーケッツ・ドットコムの主任市場アナリスト、ナイーム・アスラム氏は「強いドルが金相場に影響している。地政学的緊張が高まっているにもかかわらず、金の弱気筋が依然として相場を支配しており、強気筋を押し出している」と語った。  10日のドル指数は続伸し、1年1カ月ぶりの高値を付けた。ポンドやユーロといった欧州通貨が引き続き下げていることが背景。  米国がロシアに対する新たな制裁を実施すると発表したことを受け、ロシア通貨ルーブルは2年ぶりの安値近辺に下落。またトルコと米国との外交関係が悪化する中、トルコ・リラは史上最安値を記録した。  金は不透明な情勢の際に値上がりすることがあるが、今年の地政学的緊張の高まりの恩恵はほとんど受けていない。投資家は金よりもドルの安全性を選んでいる。  シンガポール拠点のブローカー、フィリップ・フューチャーズのコモディティーズ・アナリスト、ベンジャミン・ルー氏は「きょうの金はボックス圏相場を予想する。今期は大きな下落余地が迫っている」と述べた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 69.36 +0.21
NYMEX金先物 10月限 1221.2 +0
NYMEXプラチナ先物 1月限 822.5 +3
NYMEXガソリン 10月限 1.9067 +0.0063
WTI ・・・ 69.2 +0
シカゴコーン ・・・ 369.5 +0
シカゴ大豆 ・・・ 858.5 +0
シカゴコーヒー ・・・ 117.65 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0