貴金属 | 2018年10月12日 07:30 JST

〔NY金市況・詳報〕金現物、2%超上昇=世界的な株安で安全資産に買い(11日)

 【ベンガルール(インド)ロイター時事】11日の金現物相場は2%超上昇し、2カ月超ぶりの高値を付けた。世界的な株安を受け、投資家は安全資産の買いを急いだ。  金現物は米東部時間午後2時11分(1811GMT)時点で、2.6%高の1オンス=1225.26ドル。一時、1226.27ドルと7月31日以来の高値を付けた。一日の上昇率としては2016年6月以来の大きさとなった。  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は34.20ドル(2.87%)高の1227.60ドル。  欧州株式市場が21カ月ぶり安値を付けた後、ニューヨーク株式市場は11日、下落幅を拡大。世界各国の市場でリスク回避傾向の高まりが示された。  USグローバル・インベスターズの主任トレーダー、マイケル・マトウセック氏は「多くの市場参加者は、安全な逃避先として金の買いを急いでいる。資産を多様化させ、ドルを売っている」と述べた。また「金相場は1210ドルの強固な上値抵抗線を突破したことで、大量の新たな買いポジションが膨らんだ」と述べた。  OANDAの上級市場アナリスト、アルフォンソ・エスパルサ氏は「株式市場の下落が続く中、不透明な状況下で金は改めて好ましい投資先となっている」と指摘した。  米中の貿易戦争が激化する様相を見せ、安全な資金逃避先としてドルにシフトする傾向が強まり、金相場は一時、4月のピーク時に比べ10%超下落。ただ、原油高を受けたインフレ圧力や経済成長への懸念を背景に、下値では限定的な安全資産としての買いが入り、8月中旬に付けた1059.96ドルの1年半ぶりの安値から、やや持ち直していた。  世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの保有高は1.2%増の738.99トン。増加は7月以来で、増加率は3月以来で最大となった。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 52.58 -1.35
NYMEX金先物 12月限 1242.7 -4.6
NYMEXプラチナ先物 1月限 797.5 -10.3
NYMEXガソリン 12月限 1.4782 -0.0353
WTI ・・・ 51.21 +0
シカゴコーン ・・・ 384.25 +0.5
シカゴ大豆 ・・・ 907 -7
シカゴコーヒー ・・・ 98.8 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0