貴金属 | 2018年12月07日 07:10 JST

〔NY金市況・詳報〕金現物、一時5カ月ぶり高値=ドルと株価の下落で(6日)

 【ベンガルール(インド)ロイター時事】6日の金現物相場は上昇。一時は約5カ月ぶりの高値を付けた。ドル安と、米利上げペースが鈍るとの見方が相場を押し上げた。株価下落も下支え要因。  金現物は米東部時間午後1時48分(1848GMT)時点で、0.2%高の1オンス=1239.44ドル。一時は7月17日以来の高値となる1244.32ドルを付けた。  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりの清算値は1.00ドル(0.1%)高の1243.60ドル。  シカゴのRJOフューチャーズのシニア・コモディティーズストラテジスト、フィル・ストレイブル氏は「今はドル安が金をプラス圏に保っている。他市場も見ると、一種のリスクオフ状況にあるようだ」と語った。  米国債利回りが大幅低下する中、ドルは下落した。  6日の世界の株式市場は3営業日続落。中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の幹部がカナダで逮捕され、米当局が身柄の引き渡しを求めていることで、貿易摩擦が再燃するとの懸念が浮上した。  CMEグループのFed(フェド)ウオッチによれば、金利先物はトレーダーらが2019年に1回を超える米利上げを見込んでいないことを示している。1カ月前の時点では2回の可能性を示唆していた。  米連邦準備制度理事会(FRB)が18、19両日の会合で、政策金利を引き上げると引き続き広く予想されているが、市場は19年の利上げ回数に注目している。  トレーダーらの関心は7日の米雇用統計に移りつつある。FRBはこの統計の内容も考慮する公算が大きい。  アクティブトレーズの主任アナリスト、カルロ・アルバート・デカーサ氏は「もし金が1235ドルを上回る水準を維持できれば、間違いなく非常に良いシグナルだ。1243ドルを超えれば一段の回復の余地が生じる」と予想した。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 52.58 -1.35
NYMEX金先物 12月限 1242.7 -4.6
NYMEXプラチナ先物 1月限 797.5 -10.3
NYMEXガソリン 12月限 1.4782 -0.0353
WTI ・・・ 51.21 +0
シカゴコーン ・・・ 384.25 +0.5
シカゴ大豆 ・・・ 907 -7
シカゴコーヒー ・・・ 98.8 +0
CRB商品指数 ポイント 0 +0