貴金属 | 2019年01月09日 17:12 JST

〔インサイト〕金現物、下落=リスク意欲改善で(9日)

 【ベンガルール(インド)ロイター時事】欧州時間9日朝の金現物相場は下落。長引く米中貿易戦争が収束する公算が大きくなっていることがリスク選好意欲を高めた。  金現物は0600GMT(日本時間午後3時)時点で、0.2%安の1オンス=1282.61ドル。  フィリップ・フューチャーズのコモディティーズ担当アナリストは「短期的には、貿易戦争休戦がまとまるとの楽観がいくらかある。休戦になれば市場心理から不安を取り除くだろう」と説明。ただ、リスク資産価格の緩やかな回復に加え、投資家が米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派的シグナルを織り込んでいるため、金は幾分逆風に直面していると付け加えた。  米中が通商における全面対立を避ける合意にこぎつけるとの見方から、アジア株はきょう序盤に3週間半ぶり高値を付けた。  パウエルFRB議長が、米経済へのリスクを承知しており、今年の政策決定においては忍耐強くかつ柔軟な姿勢で臨むと発言した4日以降、高リスク資産価格の上昇は加速している。  市場は将来の利上げに関する手掛かりとして、1900GMT(日本時間10日午前4時)に公表される昨年12月のFRB政策会合の議事要旨を待っている。  デーリーFXの通貨ストラテジストは、テクニカル的に金相場の天井は既に形成されつつあるかもしれないと指摘。「最初のサポートの1282.27ドルを下回って引ければ、1257.60~1266.44ドルを試す余地が生じる」と述べた。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 53.01 -0.81
NYMEX金先物 1月限 1282.5 +0.7
NYMEXプラチナ先物 1月限 786.5 +3.5
NYMEXガソリン 1月限 1.4015 -0.0298
WTI ・・・ 52.54 +0
シカゴコーン ・・・ 379 -0.5
シカゴ大豆 ・・・ 909.25 +3.5
シカゴコーヒー ・・・ 103.75 +0.4
CRB商品指数 ポイント 0 +0