貴金属 | 2019年01月11日 14:34 JST

〔週間見通し〕NY金、英のEU離脱案採決で混乱なら堅調か=三菱UFJ・芥田氏

 芥田知至・三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員=来週のニューヨーク金先物市場は、15日に予定される欧州連合(EU)離脱合意案に関する英議会の採決に注目が集まりそうだ。否決された場合、英政府は代替案を出すことになるが、その内容や最終的に可決されるかなど不確実性が残る。この問題をめぐる混乱が広がれば、安全資産とされる金には逃避資金が流入するだろう。  混乱が拡大すれば、ポンドが主要通貨に対して売られることでドル相場の上昇につながり、NY金の上値を抑えることもあり得る。ただ、ドル高よりも、リスク回避の買いによる影響の方が大きいと考える。  経済指標は、14日に2018年12月の中国の貿易収支が発表される。同国の景気や米中貿易摩擦の影響を判断する上で、関心が高い。16日には12月の米小売売上高が予定されている。これも年末商戦の個人消費を見極める材料として注目している。  中心限月の想定レンジは、下限が1280ドル。上限は、英国のEU離脱案をめぐる動向次第だが、先行き不透明感が強まれば堅調に推移し、節目の1300ドルを再び突破し、さらに水準を切り上げる公算が大きい。(了) [時事通信社]


海外主要市場

市場 限月 現価(ドル) 前日比
NYMEX原油先物 ポイント 53.01 -0.59
NYMEX金先物 1月限 1282.5 +0.7
NYMEXプラチナ先物 1月限 786.5 +3.5
NYMEXガソリン 1月限 1.4015 -0.0195
WTI ・・・ 52.54 +0
シカゴコーン ・・・ 379 -0.25
シカゴ大豆 ・・・ 909.25 +5.25
シカゴコーヒー ・・・ 103.7 +0.35
CRB商品指数 ポイント 0 +0